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朝の体操が終わり、次は昨日と同じ内容の続きだった。そう言えば私、何も考えてこなかった。
先生「えーと、今日は昨日の続きから聞きに行くので待っていてくださいね〜あ、Aちゃんはさくら先生からお話があるみたいだからさくら先生の方に行ってね〜!」
え、私!?…なになに、怒られちゃうのかな。。さくら先生いつも優しいから怒ったら怖そう……
おそるおそる、さくら先生の元に寄った。
さくら「ねぇねぇ?Aちゃん?」
「…さくら先生、な、なーにー??」
さくら「Aちゃんはこれからさ、ピアノを特技にできるように私と練習しない?」
「………え!?!ピアノ??私が??」
さくら「そうそう〜藤ヶ谷先生がね、Aちゃんはすごくピアノが上手くいきそうな感じがあるみたいな事言ってたんだけど…私も前から思ってたの!」
ピアノ。確かにこれでさくら先生に教えてもらうことが出来て弾けるようになれればきっとお嬢様学校でも弾ける。
「私ピアノする!!弾きたい!!!」
さくら「じゃあ練習しよ?それでさ、Aちゃんが弾きたいって思う曲弾けるようになったら、北山さん(?)に聞かせてあげてよ!」
「北山……?なんで知ってるの?」
さくら「藤ヶ谷先生からだよ〜!」
「私……北山のもっと可愛い笑顔みたい!!」
さくら「だから、北山さんにはピアノの練習しているってことは内緒!分かりましたか?」
北山に内緒………さくら先生と藤ヶ谷先生と私だけの隠し事。。いつも私を笑顔に元気にさせてくれる北山にお返ししたい…!!だから私は
「分かった!北山には内緒!!」
さくら「よし!今日はもう少ししたら終わりだから…明日から練習しようか!」
「私、はじめてだから出来るかな?」
さくら「大丈夫だよ!しっかり教えるから〜」
「ありがとう!頑張るね!さくら先生!!」
さくら「北山さんのために頑張ろ!」
北山のために…お嬢様になるために…私、ピアノ頑張っちゃいます♪
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時