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((幼稚園到着))
「藤ヶ谷せんせ〜い!!!」
太輔「お、おはよう〜Aちゃん〜……って、お隣は??」
やっぱり…藤ヶ谷先生は北山の事を見た。
「私のママとパパの気持ちを受け継いだお母さん!!」
太輔「って、そこはお父さんだろw」
宏光「どうも、北山宏光です。」
太輔「あ、ここの幼稚園の先生やってる藤ヶ谷太輔です。」
宏光「Aの好きな先生は……藤ヶ谷先生だよね?」
「宏光〜当たり〜!!私、藤ヶ谷先生の事だぁい好き!」
っていい藤ヶ谷先生を抱きしめた。
太輔「Aちゃん、ありがとう!でも、先生好きな人いるの知ってるでしょ〜?」
「……そうだったぁ、」
宏光「……Aの事これからもよろしくお願いします。」
太輔「は、はい。」
北山と話す時だけギクシャクする藤ヶ谷先生。そして、北山は私に向けて手を振り、帰っていった。私は北山に向かって手を振ったと同時に藤ヶ谷先生は心配そうな顔をしてこう言った。
太輔「ねぇ、北山さんって悪い男の人じゃないよね?なんか変な事されてない?」
「宏光は悪い人じゃないよ?優しいもん!今日だってね、お着替えも髪もやってくれたんだよ!」
太輔「それなら……良かった!」
藤ヶ谷先生は北山の事気に入らないのかな?そう思ってしまっていた。
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先生「今日は〜みんなには好きな特技を出来るようになってもらおうと思います!」
「はーーーーい!!!」
先生「先生がひとりずつどんなことやりたいか聞いていくから考えておいてね〜」
横で優しい笑顔でみんなを見つめてくれているのがそう、藤ヶ谷先生が好きだという人。さくら先生。デートもしているくらいなんだって。
ひとりずつやりたいことを言っている中私は何をやればいいのか分からず悩んでいた。その時、さくら先生は私の元に近寄りこう言った。
さくら「何がやりたいか分からないの?」
「分からないの……私、そんな好きだなと思うことないもん…」
さくら「三つ編み綺麗だね。ママとパパの代わりのお父さんにやってもらったの?」
北山の事だ。なんで急に北山の事になったのか分からなかった私。さくら先生何想っているんだろ…??それより、何やりたいか考えないと…また悩む私。
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時