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「大好きな先生に会えるのは嬉しいの…でも、ママがいなくて送り迎えもお迎えもひとりぼっちだから周りの人に馬鹿にされるの嫌だの!!!」
でも、急に来なくなれば藤ヶ谷先生に心配かけちゃう……
宏光「俺が送り迎えもお迎えもするよ?だって、ママさんパパさんの想いを受け継いだって言ったじゃん!」
「ほんと……?」
宏光「それで、俺はこっそり遠くからAちゃんを見てるから…笑」
え??北山?ストーカーになっちゃうよ?
「北山それは怖いよ……」
宏光「あかりお嬢様に言われたんだよ、『幼稚園行く時も北山は執事だということを忘れずに!お嬢様の身のためにもしっかり監視してなさい!』と言われたからさ…」
あかりお嬢様怖いって聞いたけれど私の身のためにも考えててくれてたんだ…嬉しい。
「そっかー、ありがとう」
宏光「Aちゃんが怪我なんてしたらもうすぐ駆けつけるからね!」
「うん!!!!」
学校の事も聞けて、話聞くのに疲れた私はふかふかのベットに寝っ転がった。外にずっと居たからふわふわした所に寝っ転がると眠くなってきた…。眠くなりながらも北山に
「北山ぁぁ……明日はどっち…行くの………?」
宏光「明日は早速、お嬢様学校ですね!!」
と北山は言っていたが私はそれを聞く前に眠りについてしまった。
「ンン…………」
眠りについた私を見た北山は小さな声で
宏光「Aはやっぱり可愛い…立派な子にすぐなれるね、」
といい広いお部屋から出ていった。
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「ねぇ、宏光?」
宏光「なに??」
「私、宏光と結婚するの??」
宏光「認められたんだよ、結婚するよ?」
「え、こんな私とでいいの?」
宏光「もちろんだよ?会った時からずっと
好きだったから……(キス)」
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「……………はぁ!!!なんだったの?あの夢…北山と結婚?結婚って何?」
もう朝。眩しい太陽が私の目を覚ました。
最近変な夢しか見ない…なんでなんだろ。
((コンコン))宏光「お、A起きたか〜おはよう!」
夢の中で出てきた北山。
「んぁぁぁぁ……」
宏光「ん?どうした?」
「な、なんでもにゃい…………」
宏光「ん?」
北山はなんで私が照れているのか全く分からなかった。
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時