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神威side
神威「………ちゃんと、聞いてた?」
A「……うん」
シーン。
神威「……」
A「……」
世の中の恋人たちはこういう時、このなんとも言えない雰囲気をどう乗り切っているのだろう。
好きだとお互い気持ちを伝え、口付けて、んでその後は?なんの話をすれば良い?
何せこういうのとは一生縁がなく生活していくつもりだったため、どうして良いか分からないのだ。
俺は頭を後ろ手にポリポリとかきながら、そんなことをボーッと考えた。
A「……っ、あの、さ……」
神威「………?」
A「……わ、わたしも……っ……すき」
――――かわいい。
無意識に、そう思った。今まで女にそんなことを思ったことは無かったのに。
――――彼女は俺が言った「すき」という言葉に、ちゃんと「すき」と返してくれた。
馬鹿みたいに嬉しい。
神威「……しってるよ」
A「…っ……あ、……そっか」
にへら、自然に零れた笑みと共に言葉を発した。
神威「……こういうのってさ、」
A「……?」
神威「……なんか変にむず痒いんだね。………どうしていいか、何も分かんないし。」
A「……そうね。……でも、これから慣れていけば何も心配いらないわ」
彼女がゆっくり俺の頬を撫でた。優しいその手つきは、緩やかに俺の焦る気持ちを沈ませた。
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コメントへの返信の仕方が分からない(笑)
色々素人すぎて自分で笑えてきた。。。
この後かなり甘めにします。
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みるく(プロフ) - 黒猫さん、はい!!多分だすので頑張ります! (2018年8月24日 21時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 続編待ってます (2018年8月24日 17時) (レス) id: 68a25adb45 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 花音さん>>ありがとうございます!!頑張ります! (2018年8月24日 14時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 最高です!ありがとうございます拝 頑張ってください! (2018年8月24日 13時) (レス) id: 53e88b05a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2018年7月18日 22時