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41. ページ42

○神威side

A「………ごめんなさい」

神威「…………俺、邪魔をするやつは嫌いだよ。」

――――なんで、彼女はちゃんと謝ってくれたのに。どうしてこんな事、言ってしまうのか。

神威「……そんなやつ、ここには必要ない」

違う、こんな事を言いたいわけじゃない。
このままでは、きっと彼女を、

神威「……聞いてる?」

A「……ひっく………うぅ」

ああ、……やっぱり泣かせてしまった。

本当は知ってる。彼女は、俺の邪魔をしたかったのではないと。
あんなに必死になって二度も守ろうとしてくれたのに、知らないはずなどないのだ。全ては、彼女にそうさせた俺の責任。

それでも、危険な目にあおうとする彼女を放っておけない。
それでは、彼女が傷ついてしまうだけだ。
――――ここは、心を鬼にして。

神威「………A、」

A「……っもう、邪魔したりなんかしないから、だから……怒らないで……」

神威「……っ……」

悲痛な声に思わず後ろを振り向く。
そこには、酷く泣きじゃくる彼女がいて。

A「……必要ないなんて言わないで…!!…一人になりたくない……っ……」

綺麗な顔をくしゃりと歪めて、ぽろぽろ涙を零しながら、その目と視線がまじわる。

神威「……っ、」

――――バサッ…

A「……!」

━━気づけば、彼女をそっと、抱きしめていた。

神威「……A、」

どうして。興味無いって言ったくせに。振って、ひどい事言って、遠くへ突き放したくせに。

神威「一人にしたりなんかしないよ」

━━どうしてこんなにも、━━


―――――――――――――――――――――――

神威くんside終了です。
これからいちゃいちゃさせます。(笑)
お楽しみに!

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設定タグ:銀魂 , 神威 , 阿伏兎   
作品ジャンル:アニメ
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みるく(プロフ) - 黒猫さん、はい!!多分だすので頑張ります! (2018年8月24日 21時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 続編待ってます (2018年8月24日 17時) (レス) id: 68a25adb45 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 花音さん>>ありがとうございます!!頑張ります! (2018年8月24日 14時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 最高です!ありがとうございます拝 頑張ってください! (2018年8月24日 13時) (レス) id: 53e88b05a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2018年7月18日 22時

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