25. ページ26
水月「誰も貴様なんぞに釣られた覚えはない。
……いい加減、そこをどけ」
空気が少しピリつく。兄が殺気を表情に露にしたためだろう。我が兄ながらすごい気迫だ。
神威「……嫌だと言ったら？」
水月「貴様を殺す」
何の躊躇いもなくそう告げる彼に、神威は完全に心を射抜かれた様子だ。
神威「…フフッ……いいね、そうこなくちゃ。アンタみたいなのを探してたのさ。……さァ、━━かかってきなよ」
どうしよう、どうしよう。このままではどちらかが死んでしまうかもしれない。
私が何とかしなくては。
しかし、どうすれば良いのか、もはや焦りに焦った頭では到底分かるはずもなく。
――――瞬間、二人が衝突を初める。
神威「……ッッ！！！」
神威が、兄の攻撃をもろに受けてしまい、一瞬顔を歪めた。
A「……神威！！」
阿伏兎「…オイオイまたかよ。勘弁してくれよホント……」
……自分の上司が命の危機だというのに、この男は危機感が無さすぎやしないのか。
……だが今は気にしている暇はない。
A「……はやく、はやく…助けないと！！」
阿伏兎「…やめとけ。無駄に死人が増えるだけだ。」
確かに、あんな化け物達の所へ私が行ったところで、止めることができるとは到底思えない。特に神威は、邪魔をされるのを何よりも嫌う。一瞬で殺されるだろう。
――――でも
A「……水月は私の大切な人だから、失うわけにはいかないの…！！」
阿伏兎「…オイ！！戻ってこい！死ぬぞ！」
―――――――――――――――――――――――
水月
○性格は紳士的な感じ
○若干シスコン
○戦闘力は、神威ぐらい……？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるく(プロフ) - 黒猫さん、はい！！多分だすので頑張ります！ (2018年8月24日 21時) (
レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 続編待ってます (2018年8月24日 17時) (レス) id: 68a25adb45 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 花音さん>>ありがとうございます！！頑張ります！ (2018年8月24日 14時) (レス) id: 927439fb4e (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 最高です！ありがとうございます拝 頑張ってください！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 53e88b05a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく | 作成日時：2018年7月18日 22時
