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彼女は鉄パイプを首に押し付けられ、苦しそうにもがいていた。
相手はこの前の三人で、彼女が負けるはずないから多分奇襲でもされたのだろう。
「やめろよ！」
mb「は？なにお前」
mb3「この前のやつじゃんw」
mb2「ヒーロー気取りもいいところだぜ、ははw」
俺は自分で鍛えた体を、人を傷つけるために使うとは思っていなかった。
けれど、この人たちに話なんて通じない。
俺は彼女を助けるため、近寄ってきた男の顔を一発ぶん殴った。
バキッ
思ったよりも手が痛い。
他の二人の男も彼女になんか目もくれず殴りかかってくる。
流石に2対1は不可能だ、と目を瞑った瞬間。
「上出来だぜ、兄ちゃん」
彼女の声が玲瓏に響いた。
ドスドスッ、と音がすると、明確に急所を当てたのだろう、男二人は気絶した。
kk「...須貝さん！...俺達、先帰ってますね」
川上は走ってきたようだが、俺に携帯だけ手渡して伊沢を連れて帰る。
「...京華」
「へ？」
「俺の名前は霧島京華。あんたは」
「あ、須貝です。須貝駿貴」
「...助かったぜ、須貝」
彼女は照れ臭そうにそっぽを向きながら言った。
「この前のお礼です！」
大声でそういうと、彼女は目を見開いてから笑った。
...可愛い。
「俺は今は無職のニート...っつっても、バイトはしてるけど。年齢は22、不良」
「あ、俺は今東京大学大学院の博士課程で28です」
「ふーん、博士課程...」
彼女はそこまで興味を示すわけでもないが、微笑みながら俺を見る。
「不良とつるむと不良になるけど、連絡先とかどうだ？」
彼女...霧島さんはスマホをひらひらと見せてにやりと笑う。
「ははっ...悪い人の仲間入りだ」
俺は連絡先画面を開いて渡す。
まだ、恋は始まったばかり。
*
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やまうみ。 - れもねーどさん» 返信遅れてすいません！私もこのゲームだけは本当に大好きで、思わず夏っていう名目でお借りしちゃいました。同じものを考えていただけて幸いです！これからも応援していただけると嬉しいです！ (2019年9月6日 18時) (
レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
れもねーど(プロフ) - コメント失礼致します。ふくらさんのお話を読んだ時に私もそのゲームの情景が浮かびました。まさか本当にそうだったとは、、とても素敵な世界観が作者様の世界観と合わさってより素晴らしいお話になっていて面白かったです！これからも楽しみにしております。 (2019年9月1日 20時) (レス) id: 6b1c9faa56 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。 - 山さん» ありがとうございますとしか言えないです....二つ目、めっちゃ長くなっちゃってすいません、喜んでいただけて嬉しいです！次のリクエストもお待ちしております！ (2019年8月30日 21時) (レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
山(プロフ) - ん”ん”っ……ヤバい、ヤバみが深いです、ちょっとブリッジで絶命の準備します(訳:素晴らしい話をありがとうございます。想像以上過ぎて絶賛感動中です。これからも密かに応援させて頂きますね。また妄想が出ればお伝えするやも知れません。体調にはお気をつけて。) (2019年8月30日 21時) (レス) id: c5ddeb2343 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。 - 山さん» わかりました！ありがとうございます、どっちも書きますね！めっちゃいいネタ過ぎて泣いて喜びまs((( 時間はかかりますがちゃんと書きます！ (2019年8月29日 17時) (レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
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