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「あの、ありがとうございました」
「ん？...あぁ、別に助けた訳じゃねぇ、さっさと帰りな」
「お礼...あと、名前！」
「別にいい、ここにいたら困るのはお前だぜ」
「...ありがとうございました」
「＿ってことがあってさー」
オフィスについてからその話をすると、動画出演組は少し興味を示したようだ。
ym「...それ、噂の狼狩りじゃないですか？」
km「狼狩りってそんなんだっけ」
ym「この周辺ですから多分そうかと」
fk「狼狩り？」
山本が口にした見知らぬワードを、ふくらが聞く。
俺ももちろん気になっている。
km「殺し屋殺し、みたいな。共食いというか、仲間狩りのようなものです」
kk「同業者を潰すってことすか」
狼狩り...。
仲間を、潰す。
「でも、俺助けられたんだけど...」
fk「狼狩りは名義なんじゃない？今調べてみたけど、助けられた人がほとんど」
iz「ほんとだ、何々？「とってもカッコよかったですが名前は教えてもらえませんでした」「お陰で怪我をせずにすみました」...正義の人じゃん」
あの後ろ姿は頼もしかった。
本当にカッコよかった。
「俺、もう一回あの人に会いたい」
それだけが脳裏に渦巻いた。
伊沢と川上と共に買い出しに行ったのは、次の週の午後のことだった。
同じ道を歩いて、ここで事件があったことを話しながら。
ここなら会えるかな、なんて浅はかな考えを抱きながらそこを通りすぎようとしたとき。
「っやめろ！離せ！」
あの人のあの声が聞こえた。
「あの人だ...！」
俺は伊沢と川上に持っていた荷物を押し付けてその方向へ走っていた。
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やまうみ。 - れもねーどさん» 返信遅れてすいません！私もこのゲームだけは本当に大好きで、思わず夏っていう名目でお借りしちゃいました。同じものを考えていただけて幸いです！これからも応援していただけると嬉しいです！ (2019年9月6日 18時) (
レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
れもねーど(プロフ) - コメント失礼致します。ふくらさんのお話を読んだ時に私もそのゲームの情景が浮かびました。まさか本当にそうだったとは、、とても素敵な世界観が作者様の世界観と合わさってより素晴らしいお話になっていて面白かったです！これからも楽しみにしております。 (2019年9月1日 20時) (レス) id: 6b1c9faa56 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。 - 山さん» ありがとうございますとしか言えないです....二つ目、めっちゃ長くなっちゃってすいません、喜んでいただけて嬉しいです！次のリクエストもお待ちしております！ (2019年8月30日 21時) (レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
山(プロフ) - ん”ん”っ……ヤバい、ヤバみが深いです、ちょっとブリッジで絶命の準備します(訳:素晴らしい話をありがとうございます。想像以上過ぎて絶賛感動中です。これからも密かに応援させて頂きますね。また妄想が出ればお伝えするやも知れません。体調にはお気をつけて。) (2019年8月30日 21時) (レス) id: c5ddeb2343 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。 - 山さん» わかりました！ありがとうございます、どっちも書きますね！めっちゃいいネタ過ぎて泣いて喜びまs((( 時間はかかりますがちゃんと書きます！ (2019年8月29日 17時) (レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
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