狼狩り＿sgi＿ ページ40
sgi side
mb「なんとかいえよコラ！」
どうしてこうなったんでしたっけ。
目の前には不良三人がならんで、流石のナイスガイもビビりますよ。
路地裏、人通り少、暗め、終わり。
どうしてこうなったんだよ...。
と、いうのも。
俺は普通に歩いてたんですよ。
オフィスに向かってたら急に引っ張られて気づいたらここですわ。
「えっとー...何で僕はここに？」
mb2「は？腹いせに決まってんだろ。はっはっは！」
？「腹いせでそれとは戴けねぇが、まぁ俺には関係ないだろ。そこの三人、面貸しな」
中性的な声が、路地裏に響いた。
mb3「はぁ？誰だお前、姿見せろや」
声が聞こえるにしては姿が見えなかった。
流石の三人も動きが固まっている。
「お？見えないのか？目が節穴とはよく言ったもんだ」
タタンッ、と心地のよい音を立て、壁に背をつける俺を庇うように着地した。
黒いパーカーが翻り、とてもかっこいい。
mb「おい、女が舐めてたら殺すぞ」
「舐めてて殺されるのはお前らじゃないのか？」
鉄パイプを振り回す後ろ姿からは女性とは考えられない。
だが、女性を否定しない当たりそうなのだろう。
mb3「助太刀のつもりならかっこよくねーぞ！」
「助太刀をしようと思ってないんだよ。俺が用があるのはお前ら」
mb2「あぁ?!」
「ははは、怖え怖え。そう憤るな、ちょっと気絶するだけだ」
その言葉を皮切りに、3:1の戦いが始まる。
これは集団でいじめられて終わってしまうのではないだろうか...。
と、思っていたのだが。
ヒュン、ヒュン、と三人の攻撃を軽々しく避ける。
「なんだ、3:1でこの程度か？女が舐めてたら殺すんじゃなかったのか？」
mb「うるっせ＿」
「うるさいのはどっちだ。ピーチクパーチク小賢しい」
バキッ
ヤバい音がひとつ鳴れば、ドサッと男がひとり崩れ落ちる。
「どの口が殺すって？」
殺気が籠った声を響かせるその上横顔は、凛々しさそのものだ。
だが顔は可愛らしくて。
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やまうみ。 - れもねーどさん» 返信遅れてすいません！私もこのゲームだけは本当に大好きで、思わず夏っていう名目でお借りしちゃいました。同じものを考えていただけて幸いです！これからも応援していただけると嬉しいです！ (2019年9月6日 18時) (
レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
れもねーど(プロフ) - コメント失礼致します。ふくらさんのお話を読んだ時に私もそのゲームの情景が浮かびました。まさか本当にそうだったとは、、とても素敵な世界観が作者様の世界観と合わさってより素晴らしいお話になっていて面白かったです！これからも楽しみにしております。 (2019年9月1日 20時) (レス) id: 6b1c9faa56 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。 - 山さん» ありがとうございますとしか言えないです....二つ目、めっちゃ長くなっちゃってすいません、喜んでいただけて嬉しいです！次のリクエストもお待ちしております！ (2019年8月30日 21時) (レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
山(プロフ) - ん”ん”っ……ヤバい、ヤバみが深いです、ちょっとブリッジで絶命の準備します(訳:素晴らしい話をありがとうございます。想像以上過ぎて絶賛感動中です。これからも密かに応援させて頂きますね。また妄想が出ればお伝えするやも知れません。体調にはお気をつけて。) (2019年8月30日 21時) (レス) id: c5ddeb2343 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。 - 山さん» わかりました！ありがとうございます、どっちも書きますね！めっちゃいいネタ過ぎて泣いて喜びまs((( 時間はかかりますがちゃんと書きます！ (2019年8月29日 17時) (レス) id: e8e6962fde (このIDを非表示/違反報告)
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