【WT】龍のチカラを受け継ぐ者達

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～前章～

今から約数千年前、世界は荒廃していた。

水と草木は枯れ、大地は痩せ細り、人々の争いが絶えることはなかった。

しかし突如現れた龍《マザードラゴン》により、世界は大きく変わった。

水が湧き、草木が生い茂り、大地はみるみる肥えていった。

そして人々の争いもやがて、消えていった。

彼女は皆から崇められた。

彼女は、この世界を再び荒廃させない為にも眠りにつく事にした。

同時に己の分身を人に授ける事にした。

マザードラゴンの分身たちは、それぞれの守護する地へと飛んだ。

其処で自ら選んだ者にチカラを授けた。

そして、その者と１つになる事でその地を護った。

彼らは己に与えられたチカラを使い、皆を護った。

時は経ち、マザードラゴンの血を受け継ぐ《暁の龍》を王とし、国を創った。

この国と王を守護する彼らは、こう呼ばれるようになった。

＿＿《四龍の戦士》と……＿＿執筆状態：更新停止中