7神 ページ8
『ええ、本日はまだ物足りないとお思いになっておりましたので光栄に存じますね。ですが、まだご依頼のダンボールがございますがね、お急ぎのご依頼とかはございますか?』
ラーヴァナ「うんん、お急ぎのお仕事は無いからゆっくりで良いよ。エル君はただで忙しいのに泣き事も文句も一つも言わないよね……」
『……ボクは嬉しいのですよ。このようなボクを必要となさってくださる方々が居て……、ボクはお役に立てられます事が何よりの幸せですのでより一層お役に立てられるように日々、尽力いたしたいのです(嬉笑顔)』
サタン警察官「エル君……(ドキッ…!!!!)」
『それでは、完了していらっしゃいます仕事のダンボールとこちらの仕事のダンボールを取り替えますね(パチン…)』
(ボン!!!)
(ボン!!!)
エル君は指を鳴らし仕事完了したダンボールと新しい仕事のダンボールを入れ替えた。
サタン警察官「ありがとう、エル君」
ベルゼブブ「相変わらずエル君は速いし的確だよね。俺達、サタン警察官は戦闘とかは得意なんだけどね、書類整理とかこういう細々とした作業は苦手でね、エル君が居てくれていつも助かってるよ」
『へへっ、あっ、サタン警察官の貴事務所へお送りになっておきましょうか?』
サタン警察官「エル君、お願いします」
『ええ(パチン…)』
(ボン!!!)
エル君がまたも指を鳴らすとダンボールの山は消えてサタン警察官の事務所へと郵送した。
『サタン警察官さん、こちらは何でしょうか?』
ラーヴァナ「エル君宛のプレゼントとギフトだよ。まぁ、差し入れみたいなものかな。俺達からのもあるよ」
『プレゼントとギフト……、膨大ですね』
ラーヴァナ「だね、ダンボールは二百箱だけどね、エル君……モテモテだよね……」
『おお……っ、ボクの大好物、雲が入っていらっしゃいますね(バサッ…)』
ラーヴァナ「って聞いてないね……」
エル君は、翼を広げダンボールに入っている雲の入った瓶を手にして地上へ着地した。
『……!!!(カポッ…・フワフワ…)』
刀剣乱舞/一目連「………!!!」
刀剣乱舞/一目連(瓶の中から雲がー!!!)
『(ハムッ…)ん……っ、バニラ味の雲はやはり定番ですね』
サタン警察官「ふふっ、良かったね!エル君!」
『ええ、まだボクのお部屋とか出来ておりませんので他は大広間に置いておきますね』
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作者名:冬刀 | 作成日時:2022年2月21日 22時