3神 ページ4
『やはりお思いになりましたが、どの小刀、脇差、打刀、太刀、大太刀、槍、剣も全て美しいです。こんなにも端麗な刀……ボクが失わさせませんよ……っ(ポロッ…・ポタ…)』
エル君の瞳からは涙が流れている。
(ポッ…)
『……?』
彼の涙に応えるように全ての刀が光を灯し……
そして……
(シュッ…)
『へ……??(ドキッ…)』
(え………????あれ………????刀が???あれ???)
刀剣乱舞/一目連「……」
全ての刀は、光り、人型へと変化してしまった。
『へっ????』
三日月 宗近「……君が俺達の恩人君か。君の事は長々と見ていた」
『えっと………』
?「おーー!!エル君の家が完成している!!」
?「エル君って確か仕事終わりだよな?それなのに数時間で仕上げたのか……?」
?「山も畑も海も……沢山あるな………。ただでさえ休めて無いのにな……」
『……!!』
刀剣乱舞/一目連「………???」
『申し訳ない所存でございます、少々お席を外しますね(スッ…)』
『(カラ…・ヒョコ…)』
サタン警察官「!!あっ!エル君、こんにちはー」
エル君が障子戸を開けるとエル君の大親友で種族は悪魔・サタン警察官のベルゼブブさんとクラーケンさんとラーヴァナさんが正門前に立っていた。
『!!ベルゼブブさん!クラーケンさん!ラーヴァナさん!こんにちは(バサッ)』
エル君は翼を広げ一気にサタン警察官の元へ飛んで行った。
『………あっ、申し訳ない所存でございます、まだ報告書は完了しておりません……(スタ…)』
ベルゼブブ「うんん、エル君は普段かお仕事の量が俺達より倍だからね、報告書はいつでも良いよ(ナデ…)」
『ベルゼブブさん……っ(ドキッ…)』
ベルゼブブさんは翼をしまい、歩み寄って来たエル君の頭を優しく撫でた。
クラーケン「エル君。もうお家が完成したの?しかも、本丸だよね?」
『ええ、クラーケンさん、能力を使用せずに建設いたしましたので若干お手を煩わせてしまいましたが……』
ラーヴァナ「え??能力を使用していないのに完成したの??凄いよ!畑とか海とか川とかも色々あるし頑張ったんだね」
『ラーヴァナさん、そのような……っ、それよりサタン警察官の皆様方がお揃いでどうかなさいましたか?』
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作者名:冬刀 | 作成日時:2022年2月21日 22時