慈しい人間の恋物語 (ページ1)

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登場人物と壱ページ1

〈名前〉華嶽A Kagaku
〈性別〉女性
〈性格〉おおらかではあるが自分の怒りを抑えれなくなると衝動的行動をする事がある

容姿は皆様の想像でご自由に想像してください

〈生い立ち〉
・元々は父、母、姉との四人家族
・生き物に好かれやすい性格をしている

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貴女side

月が満月から少し欠け始めた夜のことだった。
父と姉と一緒に散歩をしていただけだったのに･･･

父｢2人とも、散歩に出掛けたことはお母さんに内緒だからな｣
貴『わかった！』
姉｢お父さん！当たり前でしょ！？明日のお母さんの誕生日の為にお店が閉まる時間にお寿司を頼むだなんて！｣

そんな、幸せな日になるはずだったのに･･･

？｢おや･･･？こんな夜中に何をしているのですかな？｣

そう、突然後ろから声が聞こえ振り返る頃には隣にいた父と姉は倒れ動かなかった

？｢ん･･･？もう1人居たのか。小さすぎて見えなかったな！俺は2人食べれればいいんだがな｣

目の前の人物が何を言っているのかわからなかった。むしろ、目の前にいる物は到底人間とは思えない容姿をしていた。

姉｢A･･･。逃げ･･･て･･･。はや･･･く！｣

姉がまだ少し息があったのかそう言った

？｢ほう･･･。今日のは活きがいいな！面白い。おい！小さいヤツ！！｣

そう、唐突に言われそいつの目を見た

？｢活きのいいやつに免じてお前を見逃してやる。まあ、逃がしたとしても別のヤツがお前を食わないとは言わないけどな！｣

そう言い、父と姉を担いでどこかに消えてしまった。ただその場で泣くことしか出来なかった

これが、私である華嶽Aが鬼と出会い鬼に殺意をもった初めの出来事である

私はそのまま父と姉が居なくなった場で倒れ眠ってしまった。

？｢もしも～し、大丈夫かしら？？｣

そう、何度も声をかけてくる人がいた。蝶のような羽織に黒く長い髪をなびかせている女性だった

貴『貴方は･･･。誰･･･。』

そう聞くと起きたことに驚いたのか言葉を発したことに驚いたのか一瞬止まった後に

カナエ｢私は鬼殺隊花柱胡蝶カナエ。ここで鬼が出たとの事で来たのだけれど･･･。ごめんなさい･･･。間に合わなかったのね･･･。｣

そう言って申し訳そうな顔をしながら伝えて来た。

貴『鬼･･･？鬼って･･･なに･･･。どういうこと･･･？』

そして再び意識を失った