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No side
モストロ・ラウンジ VIPルーム
アズールが急いできたVIPルームには、既に先客が待ち受けていた。
「よぉ、タコ野郎。」
「レオナ・キングスカラー…！」
「どうした？いつもすましたお前が、えらく慌ててるようだが。」
「貴方には関係ありません。
それより、貴方はどうしてここに？」
平静を必死に装うアズールに、レオナはニヤリと笑いながら“とあるもの”をポッケから取り出す。
「どうしてって…この鍵。
お前のじゃねぇか？
さっきそこで拾ったんだが、お前のモノだった気がして、届に来てやったんだ。」
明らかに動揺するアズール。
それを見て、更に笑みを浮かべるレオナ。
…非常に性格がよろしいようで。
「返しなさい。窃盗は重大な犯罪ですよ！」
「はっ。親切で届けてやったってのに、泥棒扱いかよ。
いいぜ、返してやるよ。ホラ。」
レオナが鍵を返せば、あからさまにアズールは安堵の息を零す。
「俺の用事はそれだけだ。じゃあな。」
鍵を返したレオナは、その後アッサリとVIPルームから姿を消した。
と、途端に焦り始めるアズール。
金庫に近寄り、鍵を開ける。
中身は────契約書だけ、綺麗サッパリなかった。
そのことに、アズールは更に焦り始める。
「……………………ない。
ない、ない、ない！！！
契約書がどこにも無い！
あの野郎、まさかっ…！？」
すぐに察しのついたアズールは、急いでVIPルームをあとにした。
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月奏星(プロフ) - 依存銀着？………あ、イソギンチャクね (2022年8月30日 2時) (
レス) @page33 id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
はひこ - イラストめちゃくちゃ可愛いですwwハリー◯ッターに出てきたやつを想像してたのですごく癒されました！w (2021年4月1日 1時) (レス) id: 03da1b8318 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - りんりん様、まっちゃぱふぇ。様、コメントありがとうございます！これからも頑張りつつでも楽しんでこの小説を書かせていただきますのでどうぞよろしくお願いします！ (2020年12月12日 20時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 続編移行決定おめでとうございます！楽しみです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも更新無理せず頑張ってください！ (2020年12月12日 17時) (レス) id: fa9c91e4b6 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃぱふぇ。(プロフ) - コメント失礼します！私この小説大好きです！(*´ω｀*)これからも頑張ってください！ (2020年12月12日 16時) (レス) id: ce469f6b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KK
| 作成日時：2020年12月4日 21時
