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オンボロ寮─廊下
リーチ兄弟はストーリー通り、オンボロ寮まで足を運んだ。
…で、私は外で待機し、自分の寮に戻る筈だったんだけど…
「ほう、ここがオンボロ寮。
中には初めて入りましたが、中々趣のある造りですね。
学校からも近いですし、「モストロ・ラウンジ」の二号店にピッタリの立地です。」
「ここ、ゴーストが住んでるんでしょ?
楽しそうでいいなー。」
なぁんで、私はウツボツインズに挟まれて、帰れない状況になってんのかね。
視線でつり目に訴えたけど、ニコニコ笑うだけで教えてくれない。
…嫌な予感しかしないんだけど。
とここで、グリムがなんでツインズまでついて来てるんだと聞く。
…そりゃあ、グリム
「だってこの寮を担保に、アズールと契約したじゃん。」
「ユウさんは他の皆さんと違い、契約時に能力を預けて頂くことができませんでしたから。
代わりに、この寮を没都させて頂きます。」
当然、グリムとユウはなんだって!?と驚く。
…あれ?その考えでいくと…
『…まさかと思うけど、それ』
「勿論、それはAさんにも適応されます。
貴女は能力だけでなく、その身柄も担保の1つ。
僕達と3日間、過ごしてもらいますよ。」
…え、開いた口が塞がらないんですけど。
ていうか、、え?
男2人と、3日間もオンボロ寮に泊まらないといけないの!?
「お約束を果たして頂くまで、この寮と彼女は一時的にアズールのもの。
従って、お2人には直ちにこの寮の退去、そして彼女の身柄をこちらに明け渡して頂かなくてはなりません。」
「身支度を整えるくらいの時間はあげるからさぁ。
あ、キンメダイちゃんの荷物はオレが持ってっから安心してねぇ。」
…通りで見たことのあるバックをアンタが持ってるわけだ。
それ私の荷物!!
ていうか私の部屋…というか寮にどうやって入ったわけ!?
この学校の生徒に不法侵入を知ってる人はいないわけ!?
「正式にココがアズールのものになった際は、私物は全て廃棄させて頂きます。
そのつもりで、身支度なさって下さいね。
そしてAさん、貴女にはオクタヴィネルに転寮して頂きますよ?」
「ふふふ、大丈夫だって。
3日後の日没までに写真を持って来られたら、全部返してあげるからさぁ。」
「「フフフフ…」」
…え、今ココから逃げていい?
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カリナ - 3_48でクスクス笑うタレ目とかかれてありますがつり目では無いでしょうか? (2021年8月30日 17時) (レス) id: 5c46ccd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - カナさん» ハッ!本当ですね、ダメです女バレしちゃう……!!カナ様、ご指摘ありがとうございます。訂正しました! (2020年12月26日 12時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - 3―10でおもいっきり私って言ってるけどいいんですか? (2020年12月26日 12時) (レス) id: 115331bfc2 (このIDを非表示/違反報告)
Kk(プロフ) - この作品をお待ちしている皆さん、ありがとうございます!そしてパスワードの状態が長くなり。申し訳ありません(汗)今書き途中でパスワードをさせて頂いています。もう少しで更新致しますので、ご理解とご協力よろしくお願い致します。 (2020年12月5日 9時) (レス) id: 30c3420c66 (このIDを非表示/違反報告)
ただの腐女子(プロフ) - 続きが読みたいです。 (2020年12月5日 6時) (レス) id: fe7c6e1aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KK | 作成日時:2020年11月30日 12時