加茂さん家の天与呪縛ちゃん その2

漆拾漆 ページ33

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本来の作戦をAちゃんと振り返ってみようのコーナー

ドンドンパフパフ








─

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───






「東堂は確実に直で私達を潰しに来る

真依も私狙いで便乗してくるかもな。



東堂は化物だ

全員で相手にして善別するのが最悪のパターン


だから足止めとして1人だけ(・・・・)

Aか伏黒を置いていくつもりだったが…




虎杖 お前に任せる

索敵出来る奴減らしたくねぇし。



勝たなくていい

できるだけ粘って時間を潰せ。」


「でも大胆にいけよ!

ぶっちゃけお前は予定外の戦力だからリタイヤしてもあんまり困らん。」


「ひっでぇ。」


「悪ィな恵。

お前東堂とやりたかったろ。」


「いや別にどっちでも…」


「スーパードライだな。」


「でも先輩、やるからには






勝つよ 俺。」








───

──

─








はい、回想終了。


…あぁ、絶対真希に殺される

交流会一生続いてていいよ もう。






あ、でも








『ﾎﾞｿｯ 続くのは困るな。』







悠仁と東堂の戦いを見つつ、視野を更に広げる。


…おーおー、徐々に近づいてるねぇ。

こりゃもうすぐこっちに辿り着くな?









「お返しだ1年

死ぬ気で守れ。」


『ﾎﾞｿｯ やべ。』









隠れられる且つ東堂の攻撃の範囲外に逃げた瞬間








ﾊﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ!!!!







何本の木が折れ、悠仁が少し遠くへ吹っ飛ばされた。

…ひゃあ、アレ呪力…一応籠ってる

けどほとんど素の力だ。


こっわ、あの人こっわ。




その後容赦なく悠仁の頭を殴るわ蹴るわ。

悠仁はピクリとも動かなくなってしまった。





…これ、近場にいる私が足止めする番?

と思いつつ東堂との距離を縮め、会話が聞こえる範囲内に入ったその時









「くっくっ


マジかオマエ。」








うん、ちゃんと生きてるね、流石悠仁

ここ2ヶ月で確実に強くなってる。







「人の頭バカスカ殴りやがって

これ以上バカになったらどうすんだよ。」


「心配するな

「男の子はバカなくらいが丁度いい」

と高田ちゃんが言っていた。」


「誰だよ




アイドル興味ねーよ俺。」


「じゃあなんでアイドルって分かんだよ

知ってんじゃねぇか。」








いやぁ、マジでそれな。








「1年 名前は。」


「虎杖悠仁。」


「そうか

虎杖悠仁 お前に1つ聞きたい事がある。




どんな女がタイプだ?」







…通過儀礼か何かかあの質問。

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