第53話 ページ5
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〈さーて実況していくぜ！解説アーユーレディ！？イレイザー、トラファルガー！！〉
〈無理矢理呼んだんだろが〉
〈何で俺まで…！〉
わぁ、放送室に無理矢理放り込まれたのね、トラファルガー先生…ドンマイ。
なんていう余裕はないんだけど…と改めて眼前に広がる光景を見やる。
轟の氷結によりもれなく動けなくなっていく人達に思わず同情してしまった。うひー、流石にあれを初っ端食らうのはきつい。私も抜け出せる自信ない。
だけど、それに捕まっちゃあ話になんないわけで。
「甘いわ轟さん！」
「そう上手くいかせねえよ半分野郎！！」
A組は全員氷結を突破してる。…私だって遅れを取るわけにはいかない！
氷結のない場所に着地し、走り出す。雄英だから…そろそろ何か仕掛けがあってもおかしくない───
刹那、前方にいた峰田が吹っ飛んでいった。
「ターゲット…大量！」
「入試の仮想敵！！？」
「…おいおいマジかよ…」
私達を見下ろす巨体に、私は見上げ思わず声を漏らす。
〈さぁいきなり障害物だ！！まずは手始め…第一関門、ロボ・インフェルノ！！〉
入試の時の0P敵…“お邪魔虫”入試時は各エリアに一体だったけど…今私達の前に佇んでいるのは2体、3体…見聞色の覇気で把握できる数は10体以上。
あの時は逃げるしかなかった。けど、ここで立ち止まってる暇はない。後ろを振り向くなんてことはナンセンス。かと言ってギア3を習得してるわけじゃないので撃退は無理。
なら、
〈おっとここで最初に動き出したのは1-A身十伸A！！お前立ち向かう気か！？〉
ダッシュした直後に巨大ロボ目掛けて両腕を伸ばす。恐らく頭と思われる部分を掴んだところで轟に追いついた。片手を地面に触れてモーションを取っている彼と視線が交わる。
「悪いけどお先！」
「！」
「ゴムゴムの───ロケット！！」
両腕を一気に縮め、技通りロケットの如く巨大ロボの頭上目掛けて跳んだ。
その直後、下から来る冷気。やば、このまま掴んでたら凍らされる！
〈身十伸が持ち前の個性を活用して掴んでいた巨大ロボ！轟が一瞬で凍らしちまった！危ねー身十伸、離さなかったら道連れになってたぜ！！〉
咄嗟に手を離したコンマ1秒、あっという間に轟の氷結によりロボは停止した。巻き添え食らう前に手ぇ離してよかった！！
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Misia - もちろんOKです！逆にこんな素敵な作品に関われるなんてこっちが感謝っていうか笑笑更新待ってます！ (2022年11月13日 6時) (
レス) id: a6d2ad54f5 (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - Misiaさん» 実は名前に関してはそこまで考え付いておらず、“笑顔”とか関連で考えてました…それに因んでヒーロー名も考えようとしててwwちょっと採用させてもよろしいでしょうか？ (2022年11月12日 21時) (レス) id: 4365ba55d5 (このIDを非表示/違反報告)
Misia - いつも読んでます！名前のデフォルトが千陽なのは「サウザンドサニー」からですよね！？ほんとに素敵でそのまま使わせていただいています！これからも楽しみにしてます！ (2022年11月12日 20時) (レス) @page50 id: a6d2ad54f5 (このIDを非表示/違反報告)
荼毘推しです！(プロフ) - 設定から神作ですね！ONE PIECEのクロスオーバー作品で一番好きです！また更新待ってます。もう一つのヒロアカの作品も大好きです^_^そっちの作品も時間があれば更新お願いします、待ってます\(//∇//)\ (2022年11月12日 19時) (レス) id: 80c515a443 (このIDを非表示/違反報告)
ミチルンルン(プロフ) - 最高です。神ですか？神ですね。生きる気力になる。爆豪勝己と結ばれることを祈ってます。これからも更新たのしみにしてます！ (2022年11月8日 22時) (レス) @page43 id: 107ef6d634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月28日 19時
