第85話 ページ37
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「私の事務所を選んだのもどうせ、5本の指に入る超人気ヒーローだからだろう？」
「指名入れたのはあんただろうが」
「そ、最近は良い子な指名者ばかりでねぇ、久々にグッときたよ」
髪を撫で、掌を上にして爆豪をさすその仕草も様になってて…めっちゃカッコいい…じゃなくて。
「君達2人には1つ共通点がある。それが何か分かるか？」
唐突な質問に思わず爆豪に顔を向けたら、彼も同じように私を見つめていて心臓が変に高鳴った。おい、ここでときめくなアホ。
「潜在能力の高い個性を自在に操り、更に応用力まで身につけてる。今すぐ事務所のサイドキックに採用されてもおかしくない程の逸材だ
しかし、爆豪君には致命的な欠陥がある。自分が一番強いと思い込み、なりふり構わず実践しようとする強暴な人間性」
…すごい、体育祭だけでそこまで見抜いたんだジーニストは。全部的を射ている指摘だ。けどそれって爆豪の地雷…
「わざわざ指名してきてお説きょ…！？」
ホラ言わんこっちゃない！爆豪を止めようと動いた瞬間、ジーニストは既に仕掛けていた。いつの間にか爆豪は何本もの“糸”によって四肢を拘束されている。
ほぼノーモーションでの捕縛…！たとえ見聞色で察知できたとしても、体が追い付かなかった…！
「そんな者達を矯正するのが私のヒーロー活動。敵もヒーローも表裏一体
そのギラついた目に見せてやるよ、何がヒーロー足らしめるのか」
「…何しようってんだ」
「決まっている。ヒーローの規範となるべき人間になるよう教育するのさ。言葉遣い、身だしなみ、感情の抑制、モラルの徹底
やるべきことは無数にある。1週間という短い期間で君の体にそれらを縫い付ける」
…とりあえず、爆豪が指名された理由は分かった。だけど、
「…お話の途中すみません。質問よろしいですか？」
「あぁ、構わないとも。置いてけぼりにしてすまないな、身十伸さん」
恐る恐る挙手しながら発現すると、ジーニストは快く受け入れてくれる。何この待遇の落差…と苦笑しながら疑問を素直にぶつけた。
「あの、爆豪を指名した理由として矯正っておっしゃってましたけど、私も似たような理由で指名していただいたのでしょうか…？」
「フム、成程な…確かに君も足りない部分はまだまだある。だが爆豪君ほどではない」
「ンで俺の方がゴム女より低評価なんだよ！！」
「まったく、言った傍から言葉遣いがなってないな…」
「はは…」
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Misia - もちろんOKです！逆にこんな素敵な作品に関われるなんてこっちが感謝っていうか笑笑更新待ってます！ (2022年11月13日 6時) (
レス) id: a6d2ad54f5 (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - Misiaさん» 実は名前に関してはそこまで考え付いておらず、“笑顔”とか関連で考えてました…それに因んでヒーロー名も考えようとしててwwちょっと採用させてもよろしいでしょうか？ (2022年11月12日 21時) (レス) id: 4365ba55d5 (このIDを非表示/違反報告)
Misia - いつも読んでます！名前のデフォルトが千陽なのは「サウザンドサニー」からですよね！？ほんとに素敵でそのまま使わせていただいています！これからも楽しみにしてます！ (2022年11月12日 20時) (レス) @page50 id: a6d2ad54f5 (このIDを非表示/違反報告)
荼毘推しです！(プロフ) - 設定から神作ですね！ONE PIECEのクロスオーバー作品で一番好きです！また更新待ってます。もう一つのヒロアカの作品も大好きです^_^そっちの作品も時間があれば更新お願いします、待ってます\(//∇//)\ (2022年11月12日 19時) (レス) id: 80c515a443 (このIDを非表示/違反報告)
ミチルンルン(プロフ) - 最高です。神ですか？神ですね。生きる気力になる。爆豪勝己と結ばれることを祈ってます。これからも更新たのしみにしてます！ (2022年11月8日 22時) (レス) @page43 id: 107ef6d634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月28日 19時
