検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,047 hit

story 30 ページ4

祐也side





Aちゃんの返事はOKだった。





まさかこんな答えが返ってくるなんて思ってもなかったから . 嬉しくて嬉しくて。





お互いのメールを交換し .
電話番号も確認した。









Aちゃんの笑顔を見るたび .
心が華やいで . 幸せな気分になれる。









でも楽しい時間には .
必ず終わりがくるもので。





Aちゃんといれる時間は残りわずか。









[ 離れていても繋がっていたい。]





そんな2人の願望から .
お揃いのアクセサリーを買うことに決まった。





『それだったら . ずっと一緒にいるみたいでしょ?』





ってAちゃんが笑顔で言ってくれた。





俺は . 寂しいって気持ちしか出てこなかったから . Aちゃんのこのアイデアを聞いた時 .
天才かよって思った。笑








_______________








『祐也くんが付けてても違和感がないやつがいいな。そしたら私と揃えてるなんて誰も思わないでしょ?』





俺のことを第一に考えてくれて .
本当にありがたく思う。





だけどAちゃんも気に入ってくれなきゃ嫌だから . できるだけ彼女の意思を優先した。









ネックレスは案外 . すぐに決まった。





会計を待っている時にふと見た . Aちゃんが . すごく愛おしくて . ふいに抱きしめたくなった。





でも . いきなり抱きついたりしたら .
嫌がられたりするかも。





って思ったから . 慌てて目をそらした。









.




俺がAちゃんの元に戻ると .
彼女は嬉しそうに笑って待っていてくれた。





また抱きしめたい衝動に駆られるけど .
そこはしっかりと我慢。





気を紛らわすためにも .
早速ネックレスをつけてみる。









祐「どう?似合う?」





ちょっとふざけた感じで . カッコつけてみると . 彼女はふわりと笑って .





『すっごく似合ってる!!』





って言ってくれた。





俺はもう一つ同じデザインのネックレスを手に取り . Aちゃんの首につけてあげる。





Aちゃんが照れながら髪をあげると . チラッと見えるうなじ。





ゴクリと1度唾を飲み込み .
改めて金具の部分を止める。





『どう . . . かな?』







祐「すっごい可愛い . . .」





俺はついつい見とれてしまい . どちらかというと心の声が漏れた感じ。




『本当?!嬉しい!』





彼女が笑い . 俺も笑う。





そんな幸せを噛み締める俺ら2人の胸元には .
同じピンク色の十字架が光り輝いている_。

story 31→←story 29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
設定タグ:NEWS , 手越祐也
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あぃす . 。 | 作成日時:2016年10月29日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。