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A「ソープつまり、……
千空「あぁ、100億点くれてやる！正解はAの言う通り炭酸カルシウムだ！！」
大樹「なるほどー！例によって全然わからん！」
司「石灰か！」
全くわけがわからんという顔の大樹君とは違い、霊長類最強は別名を言い当てた。石灰を英語ではLime。
千空「そこの雑アタマでも分かる言い方で言うとそれな、グラウンドの白線引きだ」
大樹「つまりその炭酸ナントカゲットのために体育倉庫を探すんだな？」
A「What?」
ん？たいいくそうこ？
あれれ〜、おっかしいぞー？今なんか変な言葉が聞こえた気がするぞ〜？うん、気のせい気のせい！
千空「あー、それなー、体育倉庫なーー！あったらいいなー！3700年後のこの世界になー！！！」
遂に千空君が切れた。
千空「テメーの髭のケアに活躍してた貝殻を粉々にするだけで、その炭酸ナントカの完成だ」
大樹「おおおし！体力担当、俺にまかせろー！！」
大樹君は籠を担いで砂浜の貝を片っ端から取っていき石器でできたハンマーを使って貝を潰していく。
千空「炭酸カルシウム程唆るもんもはねぇ、4つも！死ぬほど重要な使い道がある」
A「まず
日本は土が酸性の場合が多いから重宝しそうだよ。
千空「焼いて砂と混ぜりゃモルタルの完成だ。セメントの子供だ、でけぇ家とか釜戸が建つ」
土器を焼くのに丁度いい。んで、釜戸を作りキャンプの壁にモルタルを塗りたくった。
千空「3つ目、瑞稀が言ってた石鹸だ」
大樹君がわざわざ海まで潜って採ってきてくれた、海藻も使った。
千空「病気＝死のこの世界ならバイ菌を浄化ができるこの貝殻から作る石鹸一つが医者代わりの命の石。名付けて、Dr.STONEだ」
気付けば千空君と司君の間で不穏な空気が流れてた。
大樹「で、貝殻の重要な使い道、4つもあるって言ってたじゃないか！」
千空「いや3つだ。3つって言わなかったか？なぁルイ？」
A「千空君の言う通り、三つだよ」
炭酸カルシウムの使い道4つ目。
それは現状、司君に教えておくべきではないんだ。
大樹「そうか？記憶も雑だな俺は〜！」
司君は違和感に気づいたかもね……
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作者名：悠璃 | 作成日時：2021年7月2日 21時
