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会議が終わって、みんなそれぞれの仕事に戻る。
誰もいなくなった会議室で、ホワイトボードを消す前に自分用に軽くパソコンに打ち込んでいたら。
「なあ」
急に声をかけられたから、肩がびくってなる。
振り向くと、出て行ったと思った北山部長が壁にもたれて立っていた。
「安達って、玉森と仲悪いの？」
「え？」
「お前ら同期だろ？前から思ってたんだけど、なんか妙に距離ねーか？」
北山部長は本当に周りをよく見ている。
けどそんなところに気づかなくていいのに！
「いえ。別に普通です」
「そーか？だって宮田とはもっと普通に喋るじゃん」
「それは…宮田くんはいつもにこにこしてて話しやすいですし……」
「まあ、別にいいんだけど。
仲悪かったらやりにくいかな、って思っただけで」
「大丈夫です」
「別にそのことに限らず、何かあったら言えよ。
そこそこ頼りになる上司のつもりだから」
思わず笑ってしまう。
北山部長のこういう押しつけがましくないところ、素敵だな。
「はい。ありがとうございます」
席に戻ると、噂をすれば、宮田くんが近づいてきた。
「アダッチー、やっぱり同期会行かないの？」
宮田くんだけ、なぜか私をアダッチーって呼ぶ。
新入社員研修で会った初日から。
「あ…うん。ごめんね」
「たまにはいいじゃん。お酒別に飲まなくてジュースでもいいし」
その時、玉森くんが宮田くんの首の後ろをがしってつかんだ。
「しつこい男は嫌われるから、やめとけ」
「玉も言ってよ、たまには行こうって。
あ、なんかダジャレみたいになっちゃった」
「別になんもうまくねーし」
宮田くん越しに、玉森くんと目が合った。
「それに今朝もう言ったし」
「あ、そうなの？まあ玉が言ってもダメならダメかー」
そのままずるずる宮田くんを引っ張って行こうとする。
「…やっぱり行こうかな、久しぶりに」
急にどうしてそんなことを言ってしまったのか、自分でもよくわからない。
「やったー！行こ行こ！」
宮田くんが、わーい、って両手を上げてる。
その後ろで。
玉森くんも、ほら仕事戻るよー、って言いながら、笑ってて。
そんな風に笑う顔を。
いつもより、もう少しだけ近くで見たくなったのかもしれない、って思う。
「恋は軟弱」園田side -Haru-→←「恋は困難」安達side -ニイナ-
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Haru(プロフ) - nayuさん» nayuちゃんいつもありがとー💓💞北玉メインとか美味しかったよねー💓💞またそれぞれで書いていくのでよろしくお願いします(^^) (2021年11月17日 17時) (
レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなの！ひろみつさんをあえて平仮名にしたのを読み取れるmoraさんさすがー！読書感想文得意すぎっ、よっ！()お預けにしてごめんよー。ほんと、すんごいベットシーン書くつもりなのにさらっと終わったしいつもマテしてもらってごめん(笑)いつか必ずすんごいのを！！← (2021年11月17日 17時) (レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» りーちゃん、いつも私達の気分を盛り上げて下さってありがとうございます💓💞またそれぞれで書いていきますが私もニイナさんのお話心待ちにして、私自身も頑張ろーって思ってます！重ね重ね、いつもありがとう😊 (2021年11月17日 16時) (レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
nayu(プロフ) - 完結おめでとうございます！お二人の作品大好きなのでこのコラボはすごく嬉しくて最高でした！やっぱり北玉最強だわー‼︎ (2021年11月15日 10時) (レス) id: 702b9a633d (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - ↓クダラナイ事書いてたら、肝心の完結おめでとうございますが文字数足りなくなりました… (2021年11月13日 23時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
x他1人 | 作成日時：2021年9月11日 15時
