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でも駅前開発のプロジェクトメンバーに選ばれるとは思わなかった。
入社二年目の私なんて出来ることは限られてる。
部長や先輩の仕事を見ながら手探りでやれることをやるだけだ。
部長が選んでくれたんだよ。
だから、女としては終わったとしても
"信頼される部下"にはなりたい。
だから、今の私はとりあえず駅前の市場調査とか
その為のアンケート作りとかに取り組んで部長に認めて貰いたくて必死だ。
「ぶちょー！ちょっといいですか！」
「おう、」
パソコンに目を移したまんま、こっちを見てもくれない。
ひどいー！ぶちょーのばか。
「あのっ、アンケート出来ました。目を通してもらえますか？」
「おいよ、」
渡したアンケートに真剣な眼差し(好き)
でざっっと目を通した部長は
「いいじゃん、これ駅前でも通行人にアンケート貰うんだろ？これから行ける？」
「はいっ、行けます！」
「うし、じゃあ行ってこい。」
「は、はいっ、」
なんか、ニヤって見てくれてて
そんな北山部長の目で見つめられるのがすごくすごーく久しぶりな気がするっ。
ジャケットを羽織って出ようとすると
北山部長に声をかけられた。
「おまえ、一人で行けるか？」
「大丈夫です！前に１回やったことが、」
「うーん、誰かついてもらえ？」
フロアを見渡してみるけど
皆さんそれぞれ忙しそうで手が空いてそうな人なんていない。
ふぅ、と息を吐いた部長はジャケットを手にした。
「俺が行ってやるよ。アンケート貰うの大変だろ？教えてやる。」
「えっ、」
ふ、ふ、ふ、二人きり？
やっっった！！
「おい、早くしろ、」
「は、はいっ、」
部長の背中を追いかける。
またチャンスが来た！
なんて浮かれてしまうのは私の悪いくせだ。
ダメだってわかってるくせに諦めきれない。
もう、振られてるのにどこかで何かを期待してしまう。
なにもない。
北山部長が私を選ぶことなんてない。
でも、勝手に浮かれるくらい自由だ。
「ぶちょー、早いですってっ、」
小走りで追いかけた。
絶対に触れる事ができないその距離がもどかしかった。
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Haru(プロフ) - nayuさん» nayuちゃんいつもありがとー💓💞北玉メインとか美味しかったよねー💓💞またそれぞれで書いていくのでよろしくお願いします(^^) (2021年11月17日 17時) (
レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなの！ひろみつさんをあえて平仮名にしたのを読み取れるmoraさんさすがー！読書感想文得意すぎっ、よっ！()お預けにしてごめんよー。ほんと、すんごいベットシーン書くつもりなのにさらっと終わったしいつもマテしてもらってごめん(笑)いつか必ずすんごいのを！！← (2021年11月17日 17時) (レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» りーちゃん、いつも私達の気分を盛り上げて下さってありがとうございます💓💞またそれぞれで書いていきますが私もニイナさんのお話心待ちにして、私自身も頑張ろーって思ってます！重ね重ね、いつもありがとう😊 (2021年11月17日 16時) (レス) id: aded2e7013 (このIDを非表示/違反報告)
nayu(プロフ) - 完結おめでとうございます！お二人の作品大好きなのでこのコラボはすごく嬉しくて最高でした！やっぱり北玉最強だわー‼︎ (2021年11月15日 10時) (レス) id: 702b9a633d (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - ↓クダラナイ事書いてたら、肝心の完結おめでとうございますが文字数足りなくなりました… (2021年11月13日 23時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
x他1人 | 作成日時：2021年9月11日 15時
