６５ ミツside ページ16
・
「Aちゃん？どした？･･･いよいよ俺に抱かれたくなった？」
冗談めかして言ったつもりだった。
それなのにAちゃんは黙ったまんまだ。
「ん？やっぱなんか話しあったんじゃねーの？」
「っ、･･･違う、そんなんじゃない、」
そう言って俺の首元に顔を埋めるAちゃんの息が熱くて頭がクラっとした。
誘われてる･･････わけねーのに、
なんか、今のAちゃん、今まで俺が見た事ないオンナになっててどうしたらいいかわかんない。
『ねぇ、もしかして、Aちゃん俺の事好き？
あ、ラブな方よ？ライクじゃないやつね？』
めちゃくちゃ聞きたい事を
ライトに伝えたくてこんな言葉が頭を駆け巡るのに声にならなくてもどかしい。
でも･･･
わかった気がした。
Aちゃん、俺の事、好きだ。
いや、自覚すらないかもしれないけど。そうなんだよ。
でもきっと太輔のことも好きなんだよな？
それで、この酒の量･･･？
あーやべ
飲みすぎて思考回らないわ、
告白するにはお互い酔いすぎた。
･･･今度、
次に会った時に、Aちゃんの気持ち確認してみよう。
そう思いながら、寝てしまっていた。
・
「ミツ、起きて、私行くけどミツは？仕事大丈夫なの？」
とんとん、と肩を叩かれて目を開けると
そこにはもうメイクもして出かける格好をしたAちゃんがいた。
「んあ、あー、行かなきゃ俺も。」
朝イチ事務所来いって言われてんだ。
「朝ごはん、置いてるから今食べられなくても持ってってね？」
「ありがと、」愛してるぜ。
優しいAちゃんに心の中で続きを言う。
だけど、ちゃんと言っとかなきゃいけなかったんだ。
樹里との記事、知らないはずないのに。
彼女なんかじゃないよって。
俺が好きなのはAちゃんなんだからって。
説明するつもりだったのに俺を見ていつも通りなAちゃんを前にどうでもよくなってた。
「あ、Aちゃん、スマホ忘れてんじゃん、」
出て行ったAちゃんの後を追って
起きたまんまの姿で走ってマンションのエントランスを抜ける。
「Aちゃ〜ん、忘れ物！」
「わ！ありがと！忘れてた！」
はあはあと息を切らしてスマホを差し出すと笑顔で受け取ってくれた。
・
その笑顔が今も目に焼き付いて離れないよ、
・
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みん(プロフ) - Haruさん» Haruさん見たい派だったー！見たいけど見たくない壊れてく北山くん泣 でもここで成長するのですね！ (2021年5月21日 21時) (
レス) id: 85c0697c2c (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 原作通りのシーンがなかったら私暴動を起こしそうです(笑)新作？！なんも考えてない！(笑) (2021年5月21日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» あのドラマがどうなるかめちゃくちゃ気になってます...Haruさんどう思います？原作通りの事になるのかあれやこれや...新作お待ちしてます！ (2021年5月21日 20時) (レス) id: 85c0697c2c (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» めちゃくちゃ遅くなってしまってごめんなさい^^;太輔バージョンが書けなくてそっと放置してました(--;)預言者じゃないよ！(笑)たまたま！既に撮影に入ったと思われる北山さんが今ナニヲ撮ってるのかソワソワしております。 (2021年5月20日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» 預言者？いろいろ当ててたじゃないですかー！もう始まる前から壊れる予想できそうですね笑 (2021年5月6日 21時) (レス) id: 85c0697c2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2021年4月6日 20時
