片想いの彼〜One_sided love〜

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なに･･･？



今の何が起こったの･･･？


自分の体がおかしくて恥ずかしすぎる･･･。
上手く呼吸が出来ないよ。


体も熱いしほんとに変だって。


ぎゅーって北山さんが後ろから抱きしめてくれる。





「･･･なんで気持ちいいのに逃げんだよ？」






耳元で囁かれるだけでゾクってした。



これ気持ちいいの？
どうしたらいいかわかんない。
初めての事ばっかでパニックだよ。




可愛すぎって後ろ向かされてキスしてくる。




･･･可愛いの？




私の事変な子って思ってない？




また深いキスになって北山さんの吐息に溶けそう･･･。
ドキドキが半端なくてどうにかなっちゃうよ。





「･･･もういい？」･･･って妖艶に見下ろされる。




こうなったら早く終わって欲しい。
心臓持たないよ。




返事の代わりに北山さんの首に腕を回した。




膝を持ち上げられて北山さんがゆっくり入ってくる。



･･････？


なんかほんとに今までと全然違うよ？


北山さんの苦しそうな表情で気持ちが昂る。






「んっー、」



ダメっ！声出ちゃうっ、
気持ち良すぎて私このままどうなっちゃうの？



口元を手で押さえたらすぐに北山さんの手で外されて指を絡めてくる。




「･･･声･･･聞きたい･･･。」



余裕ない顔で言われた瞬間腰の動きが激しくなって我慢出来ずに声が漏れ出た。



恥ずかしいのにもう止まらなくて。
絶対感じてる声とか聞かれたくないのに。



でも北山さんは動きを止めて満足そうに微笑んだ。





「オレ、今日おまえで溶けちゃうかも。」





って唇が近づいてきた。
どういう意味？





「･･･私で満足してくれてますか？」




途端目見開いてる。




「充分過ぎるんだけど伝わってなかった？」




そっか。
初めての感覚ばっかりで自分を見失ってしまいそうになって
どこかおかしいんじゃないかってそればっかり気になってたけど大丈夫･･･なんだよね？



内心ホッとしてたら



「Aっていい意味で見掛け倒しだよな。」



意地悪な顔してる。




「･･･ごめんなさい。」




そうだよね？こんな体でベットの中では超受け身ってないよね･･･




「いい意味でって言ってるだろ？」




オレおまえの焦らしプレイにだいぶハマったしってチュってしてくる。



もう！焦らしプレイって何よ？



ちょっと睨んだらふって笑ってまたゆるゆると腰を動かすから



また余裕なくなって北山さんにしがみついた。

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