猟奇的な同期 ２

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「さっぱりした〜、」


「･･････おかえり、」





堂々と全裸で出てこられて
正直目のやり場がないんだけど、
早く後ろ向いてっ、って言ってバスタオルで背中を拭く。



北山は前を
私は後ろを拭いてくんだけど



お尻････････････



もういいやっ、
えいってお尻もかるーくポンポンって拭いてく。





「やん、Aったら大胆っ、」


「はぁーーーー？」




っばっかじゃないの？
こっちは困ってるだろうから助けてあげてんのにっ、
そゆこと言うならもう手伝わないっ




「じゃ、あとはご自由に。」
「あ、待て待て待て、まだこのカバー外して服着なきゃなんだからっ、」




「･･････じゃあ、余計な事言わないで。」


「･･･はーい、」




跪いて足も拭いてあげてると頭上からなぁ、となんだか力ない声。




「･･･なに？」



上を見ないように返事をする。
だって、上なんか見ちゃったら北山の、、、が丸見えな訳だし？？





「あの、さ、たってきたんだけど。」









はいーーーー？？？







「な、な、何バカなこと言ってんの！バカ！何考えてんのっ！！」




咄嗟に離れて北山に背を向ける。




「んな事言ったってしょーがねーべ？ずっと抜いてないし、男の生理現象なんだからさぁ、」


「じゃあ、さっきシャワーで流して来たら良かったじゃん！」




って何言わせんのよっ？




「いや、試みたんだけど･･･片手で片足だとなかなか･･･やる気失せちゃって。。。」






･･････そう来るの？





「ど、どうすんのよぉー、」




なんだかもう、北山も悪気ないんだろうし半泣きなんだけど。




いって、って言いながら私がさっき座ってたベンチに座りに行く北山。



片足でケンケンすると腕に響くらしく
その移動の仕方すら痛々しくて見てらんないから思わず手を貸す。



一応、なんとなくそこにタオルを掛けて
座った北山は、ここ座って？って上目遣い。



そして言いにくそうに



「･･･あの、さ、キスしてい？俺自分でするから」


「えっ？えっ？ここで？」


「だってどこですんだよ？」


「え？だって、ティッシュとかは？」








「「・・・・・・・・・、」」





「バスタオルで拭き取るか。」


「いや、それ私のタオルなんだけどっ？？」






洗濯するのも私なんだけど(T＿T)







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