You love me？３

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「言ったじゃん。Aちゃんは単なる遊びでこんな事する子じゃないでしょ？いい思い出にして欲しいからさ。」


「そ、それでも、サービス良すぎですよぉ･･･、」




北山さんの想いが嬉しくて半泣きで答えると
はははって笑って頭を撫でてくれた。




「サービスとか言わないで？今だけ俺の彼女って事でいいでしょ？」





･･････いいんですか？




「図々しく甘えます･･･、」


「うん、図々しくないでしょ。大丈夫。」







それからお風呂、一緒に入る？と悪戯っぽく聞かれて
慌てて、一人で入れますっ、と答えて
先にお風呂に入らせてもらう。



広いバスタブに一人で浸かると
もし経験豊富ならここで北山さんに抱きしめられながら入っちゃったり出来ちゃったりしちゃったり･･･、









あぁぁぁぁぁぁぁっっっ！！！








どーっしよーっ、
今から、今からなんだよね？？



私、変なとこないかな？
いや、むしろ、変なとこだらけじゃない？？



仕事柄スタイルはキープしてるつもりだけど
それだけではどうにもならない胸やくびれ･･･







今更だよ、とほほ。
部屋を真っ暗にしてもらおう。
そうしよう。




体を拭いて、目の前に真っ白なバスローブが二つ･･･。



これ、着るんだよね。
ドキドキが止まらない。


念の為に下着の替え持って来てて良かった。
初体験何があるか分からなくてもう一セット用意していたブラジャーとショーツ･･･。



って、ん？
これは、バスローブの下に着るものですか？
それとも真っ裸でバスローブを着るものですか？



いやっ、真っ裸って、バスローブ脱いで何にも着てなかったら引かない？
いや、むしろ、着てたらなんで着てんだよ？ってなる？








･･････わからん。






もういいや。
心許ないからとりあえず下着をつけてバスローブを着て部屋に戻るとソファで本を読んでた北山さんが顔を上げた。




私を見るなり目を細めて微笑むから
ほんとに彼女になったように錯覚して胸が高鳴る。






「パーク内で色々食べたけどちょっとだけ何かつまむ？シャンパン用意したから、なに食べたいかメニュー見といて？」





はい、とメニューを渡されて
北山さんはバスルームに向かって行ってしまった。




はぁ、まだなんだね、
まだこれからお酒とか二人で飲んじゃうんだ･･･




今か今かとその事ばっかり考えてて
変に焦らされてる気にすらなる。

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