You love me？３

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「おまえな、自分を大切にしろよ？こんなもん
やすやすと男に勧めんな。おかしいだろ若い女の子が。」




"赤ちゃん"とはもう呼べねーな。


だって必死な顔で俺を見つめてくる園田の顔は
めちゃくちゃ女になってたから。



そんな顔すんだ、って思っちゃって内心動揺してる。





「っ、だってっ、ぶちょー、いつも私の事赤ちゃんとか乳臭いとか言うしっ。相手にして貰うとしたらこれの力借りるしかないじゃないですかっ。」


「･･････にしてもだな。んだよ、俺彼女いんだぞ？そんなのおまえが傷付くだけじゃん。」





言ってて虚しいけど
ここは"彼女いる体"にしとかないと更に断りにくい。




「いいんですよ。一晩だけでも私の事見てくれたらって思うのは悪い事ですか？男の人って、そういうの、平気なんですよね？私っ、誰にも言いません！！」


「いや･･････、おまえな、彼女になりたいとかないの？野望が低すぎんだろ。」





一晩だけって。
こいつからそういう言葉聞きたくないっていうか。



つか、どうみても、処〇だろ。




「それが無理だってわかってるから！！です！ぶちょー、私、若さだけが取り柄なんです！ダメですか？？」


「若さだけしか売りがねーなら出直してこい。」


「えっ？！？！･･･じゃ、じゃあ、言われる事何でもしますから！！」


「えー、そういうの興味ないしなぁ。受け身な子、つまんねーじゃん。」


「えぇぇ？？それでは、私からガンガン攻めていきますのでどうかひとつっ、」


「必死かよっ。だから無理なんだって。おまえとは。」





どう返してもめげないから
やっぱりはっきり言わないと終わらない、と思った。



彼女いてもいいって捨て身で来てるから。



アリって期待だけさせるのは酷だ。



最後の言葉でようやく諦めたのかしょんぼりしてる。





「おまえ若いんだからさ、俺じゃなくても色んな男いるよ。ちゃんと真っ当な恋愛しろよ。」





そして、上司っぽい事を言ってみる。



気にしてないぞ？って意味も込めて。



これで園田とは、今まで通りに･･･
「嫌です！！」




なんねーじゃん･･･。

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