※ ページ20
・
「まずは、ユ〇ケル」
「そして、マムシドリンク。これは薬局で買いました。」
「極めつけは赤マムシドリンクですっ！」
ゴトゴトと目の前に置かれる瓶。
「いや･･･どーしたいのよこれを飲ませて。」
赤ちゃんにはわかんねーだろーけど。
寝不足でソッチだけ元気になって自制効かなくなったらどーすんだ？
って、相手なんかいねーし。
一人で元気にさせんなっつの。
マムシドリンクと赤マムシドリンクの違いがわかんないんですよーって、大真面目な顔して眉間にしわ寄せてるから少し笑ってしまった。
「あっ、ぶちょー、やっと笑ってくれたぁ。」
「･･････うっせ。食いもん出せおらっ、」
「はーい。」
冷やしうどん、おにぎり、パンや焼き鳥、サラダなんかをデスクにずらずらと並べてく。
それらを見たら、腹が減ってたんだって気付いた。
「おまえは？どれ？」
「ぶちょーが選んだ後でいいです。」
んだよ、赤ちゃんのくせに気使いやがって。
冷やしうどんを取って箸を割ると
園田もパンの袋を開けだした。
お互い無言で食いもんにありつく。
食ってる時は静かなんだな。
そりゃそうか。
腹が満たされると、重かった気持ちが少しだけ晴れた気がした。やっぱ人間食っとかなきゃダメだ。
「園田、サンキュな。今度なんか美味い店連れてってやっから。考えとけ？ついでに他の奴らも声かけといて。」
「やです。」
「･･･ん？嫌？」
「･････一回だけでも二人で行きたいです。」
「あーー、」
やっぱこいつ、俺の事･･･。
そんな気はしてたけど
幼稚な愛情表現されるだけで正直お腹いっぱいだったし
そもそも一回り以上離れてる子の事、そういう対象で見れない。
にしても、園田は俺が彼女と別れた事知らないはずなのに攻めてくんだな･･･。
別れた、なんて言うつもりねーから適当に
「彼女さんと上手くいってないなら、私にもチャンスあるかと･･･っ。」
「･････････随分な自信だな、おい。赤ちゃんのくせに。」
上手くいってないって読まれてるとは。
情けなさすぎる。
つかほっといて欲しいのにぐいぐい来るのは
それだけ園田の本気が見えて、正直戸惑う。
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mora(プロフ) - 通帳確認してみようかしら。もしくは、2年くらい飲まず食わずならいける？笑 (2020年9月13日 14時) (
レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなのよ、500万だよ？頑張ったらいける(？)貯めよう(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» お得感出てきたよね？！(笑)うっかり払ってしまいそうになるー、ないけど(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» どの続編気になる？！またこっそり教えて(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いや、この話だいぶ長編案件なのよ。。そこまで書くと短編じゃ書ききれないなーって。だいぶ奥深い闇の長編になるでしょ？(笑)私も、宝くじしかねーなって思ったよ(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2020年7月9日 21時
