※ ページ16
「でも･･･、」
「うっるせーっ、」
そう言ったかと思うと立ち上がって
私の手を引いてくる。
そのまま引っ張られて寝室へ連れてかれる。
ドサっとベットに寝かされて
羽交い締めにされて見下ろされた。
「おまえはそう思ってりゃいいよ。でも、俺はおまえ達家族とずっと離れるつもりねーかんな？
例え、Aと別れたとしても、ユイとレンとはずっと関わってくよ。父親とか大それた事言うつもりねーけど、俺は子供達二人とも可愛くてしょーがねーからっ。」
「宏光･･･、」
荒々しく唇が塞がれて、込み上げて来た感情とともに息が出来なくなる。
ようやく唇が離れていったと思えば
おでこをコツン、と合わせてきた。
「･･･子供の事は子供の事。俺は･･･Aが好きだから。いつか別れるとか、そんなの考えて欲しくない、」
うん、わかってるんだけど。
そう返事したかったけど、そのまま宏光の唇が首筋を濡らすから何も考えられなくなった。
・
・
いつにも増して激しかったんだけど？？
息が切れて心臓もバクバク、
宏光の本気を初めて受け止めた気がする。
っていうか、宏光も余裕なさそうで･･･
私が、あんな事言ったから。
大切に想ってくれてる人に無神経な事言ったっていうのはわかってるんだけど。
「わり、加減できなかった、」
横たわる私の髪の毛を撫でてくれるけど
もう返事もできない。
「好きだし、離れたくないって思ったらつい･･･怖かった？」
小さく首を横に振る。
怖かった？なんて。
まるで私を高校生の処女の子みたいに扱ってくれるんだね。
わかってるんだよ。わかってるの。
宏光が私を好きでいてくれてるのは
でも、それとこれからもずっと一緒にいられるってのは別なんだよ。
宏光には普通の人と結婚して、子供も作って欲しい。
私といたらそんな事できないし。
宏光が結婚したくなった時
私はもう子供なんて作れる自信ない。
だから、私達に永遠なんてないんだよ。
だから、ユイの事もそっとしといて欲しいって。
思うんだけど、私と別れても二人の事考えてくれるっていう宏光に、もう言えることは何も無い。
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mora(プロフ) - 通帳確認してみようかしら。もしくは、2年くらい飲まず食わずならいける？笑 (2020年9月13日 14時) (
レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなのよ、500万だよ？頑張ったらいける(？)貯めよう(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» お得感出てきたよね？！(笑)うっかり払ってしまいそうになるー、ないけど(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» どの続編気になる？！またこっそり教えて(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いや、この話だいぶ長編案件なのよ。。そこまで書くと短編じゃ書ききれないなーって。だいぶ奥深い闇の長編になるでしょ？(笑)私も、宝くじしかねーなって思ったよ(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2020年7月9日 21時
