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「ありがとね、宏光。」
「礼とかいらねーっ。」
ふふっ、宏光、ユイの保護者みたいじゃん。
ユイをまるで娘かのように心配していて
もし、私が普通の相手と結婚していたらこんな光景があったのかもしれない。
「心配してくれてありがと。でも、私、ユイを信じてるから。」
あんな父親しか知らないユイだけど
だからこそ大切に育ててきたつもりだし。
ユイが選ぶ人なら大丈夫って思えるんだけどな。
仮に傷付いたとしても
それはいい経験になる。
･･････私みたいに、若くして初めて付き合った人とすぐ結婚して、失敗して欲しくない。
たくさん経験を積んで、たくさんの人を見て
それで最終的に最愛の人と結婚してくれたら･･･
なんて。
娘に期待しすぎだよね。
「･･･随分どっしり構えてんだな。」
私の言葉に恨めしそうに見つめられる。
「母親だから。」
そう答えた時、リビングのドアが開いてユイが帰ってきた。
「みっくん、こんにちは。」
「･･･おぅ、」
「みっくんが来てくれるってお母さんのLINE見たから早く帰ってきちゃった。」
彼の事は聞いてないフリをしよう。
また少しづつ、その彼の事は聞いていけばいい。
そう思っておかえり、と声をかけて
立ち上がった時だった。
「･･･ユイ、ちょっとここ座って？」
え？
宏光、いったい何言うつもりなの？
宏光を見たけど
宏光の目はもうユイしか捉えてない。
ただならぬ雰囲気。
ユイはそんな事気付きもしてないようで
宏光が来た事に浮かれてるのか
もしくはさっきまでいた彼との時間で惚けてるのか
素直に宏光の隣へ来た。
「宏光？
「あのさ、さっき見たんだ、男の子と一緒にいるの。彼氏？」
私の声を遮るようにユイを見据えてる。
その宏光の声はいつも子供たちに向けられてる優しいものではなく、真剣だ。
ユイが一瞬息を飲んだのがわかった。
「や、やだなぁ、別に友達だよ？」
「友達と、キスすんの？」
「ちょっと、宏光っ、」
どうしてそんなナイーブな事を無遠慮に聞いちゃうのかな？
さすがに黙ってられない。
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mora(プロフ) - 通帳確認してみようかしら。もしくは、2年くらい飲まず食わずならいける？笑 (2020年9月13日 14時) (
レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなのよ、500万だよ？頑張ったらいける(？)貯めよう(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» お得感出てきたよね？！(笑)うっかり払ってしまいそうになるー、ないけど(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» どの続編気になる？！またこっそり教えて(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いや、この話だいぶ長編案件なのよ。。そこまで書くと短編じゃ書ききれないなーって。だいぶ奥深い闇の長編になるでしょ？(笑)私も、宝くじしかねーなって思ったよ(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2020年7月9日 21時
