もう一つの、許嫁の彼。 続き ページ1
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ほとんど記憶の中に残ってなかった幼なじみだったひろくんが、許嫁として突然現れ、電撃的な結婚をしてから半年。
結婚すると決めたものの
ひろくんの事を知ってたのは小学二年生まで。
どんな大人に成長して
どんな人格の人とも知らず
ただ、言われるがまま、インスピレーションってやつだけで決めた事に、やっぱり戸惑いがなかった訳じゃない。
そもそも私の理想の結婚相手は
��"お金持ち"
��"私を姫扱いして愛してくれる人"
に尽きた訳だけども
�，魯�リアしたものの、
�△�ね、･･････わかんないなって時があって。
それでも、稀有な事に
私の方が予想外に"結婚相手"を好きになってしまったものだからタチが悪い。
いつも惚れられてなんぼ、だったから。
今までの恋愛の逆のパターンを
結婚相手と経験する、という始末。
いつもちやほやされた事しか無かったから
ひろくんの愛情表現は私にはわかりにくい。
っていうか、愛想ない。
「こんなはずじゃなかったんだけどなぁ。」
夜遅くに仕事から帰ってきたひろくんと
簡単に夕食を共にしてお風呂上がりの唯一のまったりタイム。
イチャイチャしたいのに
ベットに座ってるひろくんは
涼しい顔をしてなにやら難しい本を読んでいる。
「なにが？」
ようやく顔を上げて私を見てくれるんだけど
今日も･･････どうやら何もなく一日が終わりそうだ。
「･･････なんでもない。」
自分からキスして、とか言いたくないし
スキンシップしたくても触れられないのは
やっぱり私が今までの恋愛全て受け身だったからなんだろうな。
･･････そもそも、自分から触れたい、と思う相手はひろくんが初めてだし。
こういうのを女の方から行くべきなのか？っていう私の中で眠ってる"姫"のプライドも許さないし？
「おやすみ、」
座ってるひろくんの横
自分だけ布団に潜り込んで目を瞑る。
「おやすみ、A。」
私の頭をひとなでして、
また本に目を移すひろくんを薄目で確認して
心でため息を付いて眠る。
そんな新婚生活。
これで良かったのかな･･･？
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mora(プロフ) - 通帳確認してみようかしら。もしくは、2年くらい飲まず食わずならいける？笑 (2020年9月13日 14時) (
レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そうなのよ、500万だよ？頑張ったらいける(？)貯めよう(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» お得感出てきたよね？！(笑)うっかり払ってしまいそうになるー、ないけど(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» どの続編気になる？！またこっそり教えて(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いや、この話だいぶ長編案件なのよ。。そこまで書くと短編じゃ書ききれないなーって。だいぶ奥深い闇の長編になるでしょ？(笑)私も、宝くじしかねーなって思ったよ(笑) (2020年9月13日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2020年7月9日 21時
