You love me？３

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「めっちゃ綺麗、この腹筋とか、張り詰めた胸とか、あとこの尻「も、もういいからっ、」




トレーナーの目線で裸の私の観察をされてるようで
堪らなくなってその声を遮る。



そんな私にふっと笑う北山さんは




「･･･とにかく、これ以上痩せるのは禁止。」




そう言って体中にキスを落とす。



こんなに褒められる事ってないよ。
素直に受け止めていいの？



いいんだよね？



だって、北山さんがすごく愛しそうに見てくるし
そんな北山さんを見てたらめちゃくちゃ幸せな気分になってくるんだから。









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あれからめでたくお付き合いが始まった私達。



それでも、ジムには通ってた。
自分の裸を鏡で見てみるけど、体重自体はあまり変わってないし自分的には納得が行かない。



もう少しだけ、細くなりたいな･･･
宏光の彼女に相応しい女になりたい。
自分に自信を持つ為にも。









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「やっば、いく時の顔と同じで我慢出来なくなる、でももっと、追い込んでやりたい、」



耳元で囁かれる。



ど、ドエスっ！
トレーニング中に言う事？
えろ過ぎるんですけど？？





「したくなってくんなぁ。帰りまた家来といてよ。」


「したく･･･って、やめてよもう、そんな事ばっかり。」


「だってしたくなっちゃうよ。そんな顔見せられたら。でももうここ退会しろよ。お客さんに手出したらクビなんだよ俺。」





や、やっぱり？
っていうか、その手馴れてる感じが他の子にも手出した経験あるんじゃないかって疑ってしまう。




「結婚したら皆に発表すっから。そのつもりでいてよ？」


「･･････けっ、こん？結婚？！」


「ば、ばかっ、声でけーよっ、」








数ヶ月前はデブって言われて絶望してたのに
今は長年付き合った男より数段いい男に結婚を迫られるという展開に戸惑ってしまう。



人生、捨てたもんじゃない。






「でも、このジムやめたら、私またダランってした体に戻りそうで怖いんだけど･･･。」


「安心しろ。例え戻ったって俺は構わないし、もしAが気になるんなら自宅トレーニングしてやるよ。」


「ほんと？それ助かる！」


「まあ、主にベットの上だけどね。」


「・・・・・・・。」






きっとそれはすごいトレーニングになりそうで
今から情緒不安定になるんだけど･･･








『インストラクターの彼。』

FIN

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