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「でもAの会社って女の子でも異動あんの?おまえ、ずっと今のとこじゃん?」
「ん?事務方は異動ないよ?」
「・・・ん?」
「ん?なになに?」
ケーキをあーんって大口で頬張って幸せ気分の所、怪訝そうなみっくんの顔。
「男?その後輩って。」
「うん、そうそう、美味しーっ!みっくんも一口いる?」
ここのお店のケーキ大好きなんだよ。
わざわざここまで行って買ってきてくれるとかさぁ、
もう、感動「わわっ、なにすんのっ?」
気が付けばフォークを奪い取られてるんだけど??
そしてみっくんはケーキを乗せたお皿を一人で抱え込んだ。
「わぁ、みっくん、バカバカバカっ、」
ちょっと!そのケーキ一ついくらすると思ってんの?
なにそのありがたみのない食べ方!
ていうかあっという間に一つ平らげちゃってるよ??
「やだぁ、ずるいっ、全部あげるなんて言ってないぢゃん!!」
ケーキのお皿を奪おうとすると、ささって移動させられる。
「つか、おまえには食わせん!」
「なんでよ?!私のだよ?!あ、それ以上はほんとにダメだってっ、」
グサって無残にもフォークに無造作に突き刺された私のケーキ・・・・・・
「・・・・・・男から貰ったもん、そんなに嬉しそうにしてんじゃねーよばーか、」
「へ?」
「しかも、誕プレ?俺より先に男に祝われてんじゃねー!」
え・・・?みっくん、ヤキモチ?
っていうか、私の誕生日、毎年結構スルーだよね?
それなのにそんな事言っちゃうの?
か、かわいい、って違うっ!
まだまだケーキを貪り食べてるみっくんを体で体当たりして押しのける。
「だめーっ!!それ以上食べないで!!」
気付けば口周りクリームだらけにフォークを握りしめてるみっくんを押し倒してた。
「・・・・・・こんなケーキ、俺が当日に買ってやるよ。」
「そ、それはありがたいけど、今もこれ食べたいのっ、せっかく貰ったんだしっ、」
気持ち、嬉しかったんだし。
なんて言おうものなら目の前のケーキが全てみっくんの胃の中に収まりそうでそこは黙っておくけど。
「そもそもみっくんケーキ好きじゃないのに食べないでよっ、ケーキに対する冒涜だよっ?」
「なーに難しい事言っちゃってんの?意味わかってる?」
「わーかってるって!」
はっ、
今みっくんが無防備なうちにケーキを取り返さなければっ!
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Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T_T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。!!私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね!!!! (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー?やっぱりこのお話は色気有りき?(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2020年2月14日 23時