※ ページ24
・
「でも、俺おまえの前だったら結構デコ出してるぞ？」
「･･･そ？」
「風呂入ってる時とか。○×△してる時とか。汗かくと張り付くからかきあげるじゃん、俺。」
・・・・違うよ。
それはそうなんだけど私はみっくんのお仕事モードの前髪上げてるのが好きなんですよ。
なんだか面倒くさい。
続きの雑誌に目を落とすと
横からみっくんが体を寄せてきた。
「･･･なにしてるの？」
「前髪上げてんの。」
ガシガシっとかきあげては
サラサラと落ちる前髪。
「あー、やっぱ濡れてねーと無理。濡らしに行くか。」
「･･･行ってらっしゃい。」
「ばーか、一緒に行くの。」
まぁ、いいけどさ？
きっとシャワーを終えたらこれみよがしに濡れた髪の毛をかきあげまくるんだろう。
そんなアピール、うざいけど可愛いから許すよ。
って言いながら
あからさまなアピールにドキってしちゃうんだけどね･･･。
してやられるんですよ、あざといみっくんに。
お風呂場に向かおうとする私の腕を取るみっくん。
「･･･ん？」
「どこ行ってんの？こっち。」
あれれ？寝室？
既に真っ暗な部屋の中
素早く私の服を脱がせて自分の服もぜーんぶ脱いでる。
「よし！今日は汗かくぜーっ、」
･･･なんちゅー始め方。
これぞ熟年カップル。
・
「はぁ、やんべー、きもちー、」
「うん、みっくん、好きっ、」
「ふふっ、俺もー、」
私の上で揺れながら片手で前髪をかきあげるみっくん。
そこには快感に顔を歪ませてる色っぽい顔があって
みっくんの体から伝う汗が
私の胸にポタリ、と零れて流れ落ちる。
ダメだ。
アピールでもなんでもなくって素なんだよ。
素で私を翻弄してくるとか
もはやあざとさが無いのが悔しいくらい。
・・・・・完敗。
「あ、あと、おまえ職無くしても俺いるから余計な心配すんなよ〜？」
終わった後の第一声。
ぐったりと横たわる私に
肩肘付いて髪の毛を撫でてくる。
その目はほんとに優しくて･･･
やだな。
これ以上好きにさせてどうしたいの。
「自宅待機中�◆�
FIN
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2094人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (
レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです！ (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T＿T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。！！私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね！！！！ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー？やっぱりこのお話は色気有りき？(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Haru
| 作成日時：2020年2月14日 23時
