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「説明しろ。」
「わーん!!隠してたのにぃ。」
「この狭いクローゼットに異質なものがあればすぐ気付くわっ。甘いな、おまえ。」
あっはっはっはっ。
と何かのヒーローアニメみたいな笑い声を上げたみっくんの勝ち誇った顔。
「いやっ、違うよっ?決して使おう、と思って持ってた訳じゃなくてっ。処分の仕方に困ってとりあえずそこに置くしかなかったっていうかね?」
「ほぅ?で、どこから入手した?」
「・・・玉ちゃんの彼女に貰ったんだよ。」
ほんと、いらないって言うのに
ネタやでネタ!と楽しそうに持たされて・・・
Aちゃんならネタで玉ちゃんと笑って済んだ話しかもしれないけど、私、そんな物をネタにする話術なんて持ち合わせてないし?
みっくんだって、きっとドン引き、な、は、・・・ず?
「・・・なんでそんな嬉しそうなの?」
あれれ?
引いてない。むしろ前のめり?
「いやさー、こーゆーのってどんなもんが入ってるか、とか興味あってもなかなか手にしねーじゃん?たまにはこーゆーアイテムがあってもよくね?俺ら。」
「・・・いや、いやいやいや、」
「マンネリ解消!!」
えー???私はとっても満足してるのに
みっくんは私に飽きてきてたって事なの?
「使おうぜっ!」
そ、それなら、飽きられない為に
その缶の中身に助けて貰うしかないのかもしれない。悲しいけど。
有無を言わさずウキウキと缶を開けるみっくん。
私も自分の身が心配で恐る恐る缶の中を覗き込んだ。
「へぇー。別に大したもん入ってねーのな。」
へぇ。何が大してで大してじゃないのか
よくわからない見た事がないものが沢山あったけど
みっくんが大したことない、と言うからなんとなくほっとする。
「よし!とりあえず脱げ!」
「ひぇ?」
「これに着替えろ。」
これから事が始まるとは思えないムードで
差し出された黒の網タイツらしき物が入ってる袋。
「・・・ナニコレ。網タイツプレイ?」
「違うんじゃない?開けてみて?」
袋から取り出してみると
網タイツにしては長い長い布で何に使うの?って酔った頭で必死に考える。
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Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T_T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。!!私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね!!!! (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー?やっぱりこのお話は色気有りき?(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2020年2月14日 23時