You love me？２

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「あのさー、男がピチピチの若い女の子ばっか相手にすると思ってるならそれは幻想だぞ？」



「･･････そうかな。若い子が好きでしょ。だいたい皆。」


「そうかもしんないけど、俺はAがいいって言ってんじゃん。」




そんな気にするものなのかな？
わっかんね。




「そもそも、Aは俺が好きなわけ？こうして会おうって言うのは迷惑？？」




断る口実なのかと思えてきた。
何だかんだで俺みたいな仕事してる奴なんて相手にしたくないのかも、とか



やっぱり男自体、拒否反応を起こしてるんだろうか、とか。



強引に決めつけちゃったとこあるし。
子供達味方に付けりゃ勝てると思ったんだもん。








一度車を路肩に付けた。
今までのAの表情とか。
勘違いしてたならここでちゃんと聞いとかないと。








「･････････じゃない、けど、」


「え？」






聞き取れなくてAの顔に耳を近付ける。







「迷惑なんかじゃないけど、･･････ごめん。ちょっと宏光と男女の関係になる、とか無理なの。」


「･･･それって、俺を、男として見れないって事？」


「そういうんじゃなくて、･････････自分に自信がないから。」



「前言ってた体がどうとか？あれマジなの？」





本気で断る理由、それ？
そんなの気にしねーって言ったのに。
ってそれは俺の問題じゃないのかもなって初めて気が付いた。





「･･･でも、それって俺の事意識してるって事だよな？」




好きな男だから逆に恥ずかしい、的なやつじゃないの？
だとしたら･･･




「もうっ、宏光、何ニヤついてんのっ。」


「そりゃ･･･嬉しいし。良かったぁ、俺一人で盛り上がってんのかと思ったからさぁ。」


「･･･ごめん、こんな歳して恥ずかしいんだけど、私、出来ない。だから彼女にはなれない。」






・・・・・、振られた？






でも、そんな理由で振られるとかちょっと理不尽じゃない？





よし、







「いいよ、そーゆーのナシで。俺の彼女になって？」


「えっ？そんなの無理に決まってるじゃん！」


「その代わり、チューはし放題っしょ？」






何か言いたげなAの唇を塞ぐ。



一瞬拒否られたけど頭を抱え込んで舌を入れたら急にされるがままに。






可愛いんだけど。
高校生の時の甘酸っぱい気持ちが蘇ってきた。

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