ワンナイトの彼。 ひろside 続き ページ1
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憧れだったAと一夜を共にして四ヶ月
つまり、付き合えるようになって三ヶ月が経とうとしてる。
遠目に見ていた美女で大人びたAの印象は
付き合うようになってもさほど変わらなくて
正直俺は可愛い系の子とばっかと付き合ってきてたからなんだか新鮮だ。
つか、こんなお姉さんに馬鹿な事言えねーな、ちょっとは俺も大人になんなきゃ、とか最初は若干背伸びしてたものの、なんてことはない。
付き合うのに無理するのなんて俺らしくないし
俺が大人になるどころかAを自分のペースに巻き込んで二人で笑い合ってんだからそれでいいよな。
ただ、ダンディーでニヒルでやけに男前だった元彼がたまーに頭にちらついて、そんな時は俺でいいのか?ってちょっと戸惑う時もあるけど。
でもって、大人の女、Aは良くも悪くも自立しきっていて俺を惑わせる。
「今どこー?」
金曜の夜。
思うより仕事が早く終わったから会えるかなって思って電話してみる。
『今ね、新しいバーを開拓しててそこで飲んでるの。』
はあ?
だから一人で飲むなっつの!何回言えばわかんだよっ。
即そんな事言いたくなるけどとりあえず言葉を飲み込む。
「じゃ、俺も行くから場所教えて。」
いいよー、とあっさりとお店のURLを送ってくるからAにはなんの他意もない。わかってるよ。
ただ、こんないい女バーで一人で飲ます彼氏がいるかっ?
俺が行くまでに無事でいろよ!って。
勝手にAが囚われの身にでもなったような気分で速攻迎えに行くわけで。
息切れしてるのをバレないように息をついて
店のドアを開けてAをぐるりと見渡して探す。
ほらみろ。
やっぱり男に絡まれてんじゃねーかよっ。
しかも爆イケ。
俺は髪型を少し整えてから
ゆっくりと歩いてAの席へ歩いて行った。
「おまたせ。」
「あ、ひろっ。遅いよ。」
俺たちのやり取りでため息をついて離れてく男。
とりあえず事なきを得た。
ひと息ついてから隣りに座り、Aに顔を寄せる。
「だから一人で来んなっつってんだろ?」
「だって、素敵なお店見つけたから気になって。」
「だいたい声かけられてんじゃねーかよっ。それが嫌なの。」
「でも私、シカトしてるから。」
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mora(プロフ) - アンケートこたえてきましたよー! (2020年6月27日 22時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» 優しめと激しめってほんと温度差があると思うんですよ(笑)いつか二人がその温度差を埋めていけば良いなぁ、という解釈でお願いします(笑)次は恋の闇♪ (2020年6月27日 11時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» いや、確かにわかります(笑)私もその願望の塊です()いつかりーちゃんさんをめちゃくちゃにしたいと思いますのでよろしくお願いいたします(笑) (2020年6月27日 11時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 同窓会の更新ありがとうございます!つ、つ、つ、ついにー!!!これで優しめとか、どんだけ激しいのか気になるなぁ〜 (2020年6月27日 8時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - わたしめちゃくちゃにされたい願望強すぎなんですね(笑)激しめの北山くんばかり欲しております(笑) (2020年6月26日 18時) (レス) id: 21de289748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2019年11月22日 21時