※ ページ24
Aがいなくなって一ヶ月。
連絡も取られへん。
Aの実家とかも住所わからんしオレほんまにAとフワフワ付き合っててんなって後悔しかない。
抜け殻のオレは仕事だけはなんとかこなす毎日で。
今日もAがいない部屋に帰って寝るだけ･･･
そう思ってドア開けたら明かりが付いた部屋からAが出てきて飛びついてきた。
「きみくん！！」
「･･･A？」
帰って来てくれたんか？
思わず強く抱き締めた。
あー、Aや。もう会われへんと思ってたら目の前にいるやん。
「きみくん、ごめん。
どうしても私きみくんじゃないとダメだったよ。」
オレの胸で泣きながらまたこの部屋で暮らしていい？って。
「当たり前やん！ってか勝手に出て行くとかほんまにありえへんぞ？」
戻って来てくれて嬉しいのと勝手に出てってもうて腹たってんのと･･･。
もう気持ちグチャグチャやん。
「･･･そうだよね？バカな事してごめんなさい。」
しおらしく謝るAが愛おしくなる。
「ごめん。帰って来てくれただけでええねん。」
そのままAの泣き顔を上げさせて夢中でキスした。
やっぱりこいつじゃないとあかん。
オレのキスでふにゃふにゃになってるAをベットまで運ぶ。
･･･待てよ？
「まさかおまえ、見合い相手とはなんも無かったんやろな？」
ちょっとこれはスルー出来ひんぞ？
ちょっと睨まれて
「ある訳ないでしょ？」
言い終わらないうちにもっかいキスした。
･･･マジで良かったあ。
久々のAの温もりを感じてベットでまどろんでたら
「きみくん？ほんとに子供いらないの？」
やっぱり気になる所はそこか。
「いらんよ？だってここにおるやん？」
って自分の胸指した。
「やからAも子供はオレ１人で充分やろ？」
旦那兼、子供やっ！
大丈夫。オレ普通にどっちも出来る自身あるしっ。
ふざけてると思ってんねやろな？
ジト目で見られても本気やし。
でも、ありがとうって小さく呟いてる。
「こっちこそ、オレとおる事選んでくれてありがとう。」
全てのAの将来の可能性を捨ててオレん所来てくれたんや。
絶対後悔だけはさせたらあかん。
「可愛い子供なるで？オレ。」
ちょっと得意気に言うたオレに肩パンチしながらAの頬に涙が流れた。
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Haru(プロフ) - ハチミツレモンさん» ありがとうございます！たっちょん、大丈夫でしたかね？^^;なんかだいぶ不安でしたが（笑）いつも励みになります。遅くなるかもですけど何か考えてみますね(^^) (2018年1月24日 16時) (
レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - 私は丸ちゃんとたっちょんの続編が見たいです。ピンクな感じもよかったです。これからも続編が出来るまで待っています。(￣ー￣ゞ−☆これからも頑張ってね。 (2018年1月24日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ひなさん» コメントありがとうございますっ！浮かれてます（笑）横山君のお話気に入って下さってありがとうございます。私も好きなお話しです。度量があれば挑戦してみたいので気長にお待ち頂ければと思います(>_<)ご期待に添えるかわかりませんが頑張ってみます。 (2018年1月24日 8時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - はじめまして。横山くんのお話が凄く素敵でした。優しくて、ワガママな横山くんにドキドキです。是非、続きを書いてください。 (2018年1月24日 7時) (レス) id: 186322dce6 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ハチミツレモンさん» わわ！ハチミツレモンさんやあ。またまたコメントめっちゃ嬉しいですっ！丸ちゃんらしさが出たんじゃないかな？って自分で満足してます(笑)たっちょんが･･･本気で思い浮かばなくて^^;でもお陰様で頑張れそうです！ありがとうございます！！ (2018年1月22日 14時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2018年1月11日 11時
