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歓迎会が終わって各々お店から出て駅へ向かってると崎本部長から声を掛けられた。
「･･･この後、もう一軒どう？」
「えっ？」
混乱して思わず立ち止まってしまう。
「わ。何か期待した？北山の嫁さんに手出す訳ねーだろ、さすがに信用して？」
そう言われると少しでも意識してしまった私が恥ずかしい。
「ちょっと話したい事があったから。」
こっち、行くかって前を歩く崎本部長について行くしかない。
他の皆に挨拶をして、二人で歩き出す。
「って言っても、酒飲みながら、って雰囲気はもう伊藤とは無理かな。」
意外にももう一軒、はコーヒーショップだった。
お互いコーヒーカップを手に取り向かい合わせになる。
「どう？こっちは、慣れた？」
「はい。元々ここは長かったので。ブランクは感じないです。」
「･･･だよな。ストレス、ある？」
「特には。皆いい人ですし。･･･っていうか、どうしたんですか？」
私の言葉に顔を曇らせた崎本部長は深くため息をついてる。
「･･･おまえの息切れ、ずっと気になってたんだけど。」
「え･･･？」
「過呼吸の前兆だろ？それ。発作はないのか？」
「え？これ･･･過呼吸、なんですか？」
「自覚ねーの？」
「いや、週明けあたり、病院行かなきゃかな、とは、思ってたんですけど。」
聞いた事あるけど。過呼吸･･･ってなに？
「病院って。それ、治療法なんてないぞ？心療内科にでも行くつもり？」
「･･････それってっ、」
「ストレス？俺といるのに、気使ってんのかって思うのは思い上がってるかな。」
ストレス、が、原因なんだ。
そう言われるとやっぱりって腑に落ちる。
「崎本部長は、もう前の崎本さんとは違うから、そんなストレスなんて･･･、」
思ったより意識せずに接する事が出来てるし
なんとかなるかなって思ってたのに。
自分でも無意識に気を張ってたのかな。
だって、宏光といる時は呼吸は安定してるのは確かだから。
「頑張んなきゃって思えばそれが知らず知らずのうちに重圧になってるって事あるぞ？なんでも頑張り過ぎなんだよ、おまえは昔から。」
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haru070917(プロフ) - ありがとうございます。でも北山夫婦のこれからも知りたいかなまた書いて下さい (2020年1月20日 21時) (
レス) id: 6044a23124 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» 本編読み終えて下さったんですね！長い時間お疲れ様でした^^;ありがたいです。続編というか完全に桐谷部長のお話になるのでまた、趣向が変わるかもです。が良ければお付き合い下さいーっ♪ (2019年12月21日 21時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 完結お疲れ様でした！遅ればせながら、本編を読み終え、自分の気持ちの中でとても上がっている作品なので、また続編を書いて頂けるなんて、とても嬉しいです(^^)楽しみにしています！ (2019年12月21日 18時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» 素敵と言ってもらえてほっとしました。読み応えあるものを、と思っていたので嬉しいです(T＿T)こちらこそ、ずっとお付き合い下さってありがとうございました！！(^^) (2019年12月21日 13時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nanacoさん» スッキリできてたー？いつもラストは難しいなって思うよ^^;nanacoちゃんもずっと読んでくれてありがとー！スピンオフもよろしくね♪ (2019年12月21日 13時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2019年11月23日 20時
