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「北山は？彼女のプレゼント何にしたの？」
「･･･あー、まだ。何にしよ？」
「えっ？まだなの？？なにやってんのよー？」
気のせいかな。
北山の顔が曇ったように見えた。
彼女と長いんだよね？アキちゃん？だっけ。
会社の最寄り駅まで北山と待ち合わせしてる所にバッタリ会って挨拶した事がある。
ちっちゃくて可愛らしい、いかにも北山が好きそうな女の子だった。
「ね！北山もアキちゃんにダウン買ったら？」
「あー、うん。あいつ寒がりだから喜ぶかな。」
一度だけ見たオシャレ系のアキちゃんのイメージに合うようなダウンを北山と一緒に選んでると
北山も、楽しそうにこれかな？あれかな？って真剣になってきてる。
･･･いいな。
こんな風に相手を想ってプレゼント選んでる男の人って。
沢村くんからはあげる一方で貰った事ないけど
別に求めてるわけでもないし、いいやって思ってたけど
今、少しだけアキちゃんに嫉妬してる。
って。
自分が望んで沢村くんとこういう関係なんだから
嫉妬するのもおかしいよね。
最近、もうよくわからない。
好きだけで突っ走ってきたけどこのままでいいのかなって思うようにもなって。
でも、この前言われたんだ。
『結婚するならAかなー。』
って。
飛び上がるほど嬉しくて。
だから、私は待っていられる。
いつか、沢村くんが私だけを見てくれる日を。
「よし！これにする！」
北山の声で我に返って北山の手に取るダウンが目に入る。
真っ赤な単色のふんわりした丈の短めのダウン。
「かわいい。」
アキちゃんのイメージぴったり。
彼女に似合うものをきちんと選べてる北山は
彼氏にするとすごくいい男なんだなって改めて思った。
私も沢村くんに似合いそうな物を決めて
二人でお会計をして店を出る。
「北山はさ？アキちゃんにプロポーズしないの？」
「あー、･･･うん。そろそろかなとは思ってる。」
またなんだかはっきりしない返事がごにょごにょと返ってきて
それは北山が単に照れてるからなのかなって深くは考えてなかった。
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Haru(プロフ) - にかみつばさん» みっくんの長年の恋がようやく実っての、完結でした。そう言って頂けてありがたいです！また他作品、遊びに来てくださいね！ありがとうございます(^^) (2020年5月25日 14時) (
レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
にかみつば(プロフ) - みっくんの恋が報われて嬉しいです。もっともっと読んでいたかったです。 (2020年5月25日 12時) (レス) id: 74d56dba5b (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» ありがとうございますー！みっくんの長年の口説きにようやく落とされまして無事完結致しました(笑)そうですよね、私ラブラブがなかなか書けなくてすぐ終わりにしてしまう悪い癖が(笑)他作品もよろしくお願いいたします♪ (2020年2月25日 16時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» さっこさんもいつもコメントありがとうございます！番外編。。ちょっと今は考えられないですがそう言って頂けるのは幸せです。また読み直して下さるとは。。ありがたいですーっ、他作品も頑張ります♪ (2020年2月25日 16時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みちこさん» ありがとうございます！女は愛される方が幸せ。。まさにこの物語がそうですよね。それが北山さんなら。。言う事ないのですが(笑) (2020年2月25日 16時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2019年9月29日 8時
