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酔ってた。
それをあえて言い訳にする。
店を出て、離したくないって思ったらAの腰をグッと引き寄せてた。
柔らかくて華奢な体。
触れてみるとドキドキが止まんなくてこのまま俺のものにしたいって衝動が襲ってくる。
･･･で？
拒まねーの？
俺、マジでホテル連れてっちゃうけど？
Aの顔を覗き見るといつも彼氏といた時みたいな和らいだ顔をしててまたドキッとする。
そんな顔俺に見せて、もういいって事でいいんだよな？
体はふらふらだけど頭だけは冷静で
これから憧れにも近い感情だったAを抱けるんだって。
｢A、もう俺の事好きっしょ？｣
｢ふふっ、そうかもねぇ。｣
｢俺は好きだよ？知ってた？｣
｢あははっ、知らなーい。｣
本気か冗談か。
その狭間でお互い顔を見合わせて微笑み合う。
｢彼女、なってくれる？｣
いつも彼に見せてる笑顔が向けられた時
つい口を付いて出てた。
｢ねぇ、喉乾いた〜、｣
俺の声と同時に自販機に向かいだして
まったく聞いてなかったAに肩透かしだけど。
｢っておい、これ酒の自販機じゃねーかよっ、｣
財布を出そうとしてるAの手を取って
さっさと俺の財布から千円札を出して入れた。
｢ひろは？何にする？｣
｢まだ飲ませる気かよっ？ビールでいいよ、ビールでっ。｣
｢じゃあ、私もっ。｣
なんだよもう、調子狂う。
二人でビール缶のプルタブを空けてまた寄り添いながら歩く。
ビール飲みながら肩寄せあってホテル街に向かうって、
グダグダな俺達に苦笑いしかないけど
なんだかその時間が楽しくて仕方がなかった。
飲み終わった頃に適当なホテルを選んで入って
部屋に二人きりになると途端シーン、と静まり返った空間。
｢A、好きだよ。｣
｢･･･ふふっ、わたしもー。｣
嘘付け。
酔ってるから適当に相手されてんのか。
俺は本気なんだけど、どうやったら伝わんだろう？
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Haru(プロフ) - みちこさん» ありがとうございます！なかなか接戦でしたがどれだけ投票が増えてもこれは浮動でした(笑)ご期待に添えるよう、頑張ってみます！♪ (2019年11月11日 21時) (
レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - こちらはワンナイト北山ver.になったのですね(^.^)そちらも捨てがたかったので嬉しい(^_^)楽しみにしております！ (2019年11月11日 20時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» どうしよう？早く続書かなきゃ(笑)なのにここへ来てなーんにも思いつかないという事態が！！どうしよ(笑) (2019年10月29日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
nayu(プロフ) - くぅぅー！！北山サイドもキュンキュンするーっ！！やっぱり会えない時間、みっくんはモヤモヤしてたのねー！次で終わるの淋しいけど、早く続きがみたいわ！ (2019年10月26日 10時) (レス) id: 2eb65113c9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - れいさん» れいさーん♪寝る前に読んで興奮していただけてありがとうございます(笑)ようやく二人きりになって彼女にしてもらいました！ほんとね、もうあの記事がね、やばすぎて！一年の友達期間も楽しめそうだしそのどきどき感が堪らないーっ(興奮) (2019年10月24日 14時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2019年7月4日 22時
