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「っていうかひろくんはずっと会ってない私と、よく結婚するって思えたね？」
「うん。子供の頃の印象だけしか残ってなかったけど、嫌いじゃなかったから。」
･･･へぇ･･･、嫌いじゃない。
なんだろ、この言葉の違和感。
「ほんとは、年頃になって付き合って結婚、っていうのが望ましかったんだけど、物理的にそうも行かなくて今になった。」
「物理的に？」
「ずっと海外にいたの。起業の準備してて三ヶ月前帰国した所なんだ。」
「起業、してるの？」
「郊外だけど、会社を創った。だから忙しくてAちゃんと会うのが遅くなっちゃったわ。」
「･･･悪いけど、私、その頃付き合ってた人いたよ？」
「うん。それも把握済み。実はAちゃんの素行はずっと調べててわかってるから。」
･･･ちょっと待って？
なんて事ないように話してるけど聞き捨てならない事、今言われたよね？
「どっちにしろその彼ともそのうちすぐ別れるだろうなって思ってたから、その時まで待ってたの。」
言葉出ませんが。
突っ込みたい所が山ほどありすぎて、何も言えず口をパクパクさせるだけだ。
「幸い、Aちゃんはお金持ちと結婚したいみたいだったからちょうどよくない？俺、金あるよ？そこそこ。」
「ちょ、ちょっと待って？」
「あと、愛されたいんだよね？俺、Aちゃんの事好きになると思うよ？ただし、条件があるけど。」
「･･･条件？」
突然、向かい合わせに座ってたひろくんは
ずいっと私の方へ顔を近付けてこっちこっち、と耳元に唇を寄せてきた。
「俺、やった事ねー女と結婚するとかちょっとしたバクチだと思うの。変な性癖とか持ってたら嫌じゃーん。」
・・・急にチャラくなったよ？
いきなり今までの雰囲気とはガラリと変えて
「ね？だから今すぐホテル行こっか」っていう
あの幼くて可愛かった表情を残したひろくんのぶん殴りたい言葉。
「･･･それ、こっちのセリフですけど？」
大丈夫なの、この人。
私もかなりの偏屈者だけど
この人もなかなかおかしな事言ってるよ？
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Haru(プロフ) - みちこさん» ありがとうございます！なかなか接戦でしたがどれだけ投票が増えてもこれは浮動でした(笑)ご期待に添えるよう、頑張ってみます！♪ (2019年11月11日 21時) (
レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - こちらはワンナイト北山ver.になったのですね(^.^)そちらも捨てがたかったので嬉しい(^_^)楽しみにしております！ (2019年11月11日 20時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - nayuさん» どうしよう？早く続書かなきゃ(笑)なのにここへ来てなーんにも思いつかないという事態が！！どうしよ(笑) (2019年10月29日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
nayu(プロフ) - くぅぅー！！北山サイドもキュンキュンするーっ！！やっぱり会えない時間、みっくんはモヤモヤしてたのねー！次で終わるの淋しいけど、早く続きがみたいわ！ (2019年10月26日 10時) (レス) id: 2eb65113c9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - れいさん» れいさーん♪寝る前に読んで興奮していただけてありがとうございます(笑)ようやく二人きりになって彼女にしてもらいました！ほんとね、もうあの記事がね、やばすぎて！一年の友達期間も楽しめそうだしそのどきどき感が堪らないーっ(興奮) (2019年10月24日 14時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2019年7月4日 22時
