※ ページ23
・
「びびった、マジでびびったんだからな?」
「・・・だって、高嗣私に甘えてて惰性で一緒にいるのかなって。そんなの高嗣にとっても良くないって思って。」
「マジでごめん、」
甘えてたのは確か。
もう空気みたいな存在だったって言うとまた怒っちゃう?
「A?俺、Aが結婚してくれるなら今すぐにでもしたいよ。」
「ほんと?」
「しよう!結婚!」
「・・・・・・うん、」
「幸せに、する。」
「うん。私がね。」
そう言ってコロコロと笑う。
今日初めての笑顔に心底ほっとした。
「そうだね、俺の方が幸せになるな。間違いない。」
「うん。そんな高嗣といれば私も幸せだよ。」
ムギュって抱き合った後見つめ合う。
「好きだよ。」
ほら、言えば言ったで恥ずかしいだろ?
途端目を泳がせて俯いちゃった。
でも、言わなきゃなんだな。
忘れないように、月一、とか自分で決めとこ。
「・・・ねえ?したい。」
「今は嫌だよ、」
「なんで?プロポーズしてオッケー貰えて最高に気分高まってるんすけど?」
有無を言わさずAを抱え込んでベットまで連れてく。
優しく押し倒してシャツの中に手を入れる。
「・・・嫌でも、そのうちよくなるんでしょ?」
「もうっ、しょうがないね、高嗣は、」
そう言って諦めたように俺の頭を撫でてくれた。
気持ちいいし、
幸せだし
Aは色気たっぷりで一回だけじゃ満足出来ないくらいだし。
もう一回、とAの唇を見つめて合わせようとした瞬間
その唇があ、やっぱりね?っと動いた。
「高嗣の潔癖はやっぱり私我慢出来ない。結婚するならちょっとは我慢して貰わないと。」
「え?待って、それ一番俺が譲れないとこなんだけど?」
「だっていまだに高嗣の家入る時、足洗わないとじゃん。それって結婚したら毎日やんないといけないの?」
「当たり前じゃん。」
「「・・・・・・・・・。」」
話し合いが必要かな。
でも、きっと俺の我儘は全部受け入れてくれるはずってちょっとわかってる。
優しくて俺に甘くてしっかり者の俺の嫁になる人。
あー、でもその前にもう一回したいんだけど・・・
無言で唇をロックオンしてる俺にため息付きながらもAからキスしてくれる。
ほらね、やっぱり全部俺の思うがままだ。
最高、A。
「GREEN」
Fin
1012人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Haru(プロフ) - やっぱりじゅんさんだったんですねー♪早速コメありがとうございます(^^)毎日読んで下さってるとは!!毎日更新頑張りたいです!こちらこそこれからもよろしくお願いします(^^) (2019年12月3日 14時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - こんばんは!遅くなってごめんなさい!そうです。青い鳥の方でもお世話になっております。Haruさんの作品は毎日読んでます!これからもよろしくお願いします (2019年11月30日 3時) (レス) id: dccac60caa (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - じゅんさん» じゅんさん♪間違ってたらごめんなさい、青い鳥のじゅんさんですか?だいぶ前に完結してるのにコメありがたいです(^^)しかし、私もやはりレッドが1番好きです(笑)←北山担なだけかもですが(笑) (2019年11月21日 23時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - こんにちは!年上シリーズ大好きです。やはりレッドが私にはささります。北山さんに拗らせるの得意です♪(笑) (2019年11月21日 8時) (レス) id: dccac60caa (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - Haruさん» 拗らせてますね(笑)特にソロ活人は(笑)ただみっくんならどんな関係でも良いなあ(笑)このREDの彼女のように特定な関係じゃなくても良いとか思う。自由がなくなるのは嫌かも(^_^;) (2019年9月8日 23時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Haru | 作成日時:2019年5月27日 18時