※ ページ25
途端バチっと合う視線。
ようやく目を開けたみっくんの目は半開きだけど
それが余計な色気を放出させててドキッとする。
やだな。
こんなに長い付き合いでもまだこんなにときめいちゃう。
ずっとみっくんに初恋してるみたいだ。
「久しぶり。」
うん、と返事をする前に腕を引っ張られて
ぐっと抱き寄せられた。
あぁ、またこの胸に戻ってしまったら仕事なんて行きたくなくなっちゃう。
柔らかく抱き寄せられて
私も片方の腕は背中に
もう片方はみっくんの髪の毛に手を差し入れた。
いつもツヤツヤな触り心地が金髪にしたせいで少しパサついててそれがみっくんの疲れも表してるようで少し痛々しい。
みっくんも私の髪の毛を撫でてくれてて
触れられるのが久しぶり過ぎてうっとりと目を閉じてしまう。
みっくんの男らしい手が好き。
なのにすごく愛しそうに私の頭を撫でてくる優しい所も好き。
体を密着させたまんま、みっくんのおでこが私のおでこにこつん、と当てられる。
「おまえさ、なんか今、しんどい感じ？」
「･･･え？」
「苦しそうに寝てる。たまにうなされてたり。平気？」
なんか、
･･･だめ。
心配なんてかけたくないのに
そんなみっくんの一言で簡単に涙腺が崩壊した。
「っ、･･･、」
そんな私をまた優しく抱きしめてくれて
「やっぱり。ごめんな？話し聞いてやれなくて。」
なんて甘やかしてくる。
変なの。
みっくんがこんなに優しいと調子狂うんだけど。
「なんでそんな優しい事言うのよぉ･･･、」
仕事行きたくなくなっちゃう。
今まであった嫌な事とか、全部愚痴りたくなっちゃう。
この腕の中からもう離れたくなくなっちゃう。
涙が止まらなくなった私の背中をポンポンと叩いてくれて
それさえも甘やかされてるようでもうこの瞬間で時が止まってしまえばいいのに、って本気で思う。
散々泣いて
もうなんで泣いてるのかわかんないくらい泣いて
みっくんのTシャツがぐちょぐちょに濡れた頃にとどめの一言が頭上から降ってきた。
「今日、休んじゃう？」
・
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Haru(プロフ) - moraさん» 話しかけてるの？(笑)もう完璧彼氏だね( ´ ` )本当に隣にみっくんがいてくれたら言う事なしだけど(笑) (2020年1月31日 13時) (
レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みちこさん» 佇まいとスーツもマイクも！確かにです。私もきゅんきゅんしてましたよぉ。残念ながら身篭れませんでしたが(笑)この作品は沢山みちこさんにヒント頂いて助かってます( ´ ` )今後もよろしくお願い致します♪ (2020年1月31日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - むーさん» むーさん♪おお、なんという偶然♪ありがとうございます(T＿T)こちらも出来るだけ更新出来るようにがんばりますね( ´ ` ) (2020年1月31日 13時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - やばい。主人公ちゃんと同じことしてるわ私。テレビに出てる北山さん見ても話しかけちゃうし、DVDなんて黙ってなんて見てられない！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - どんわなの行こうかは罪だよねー(//∇//)思わずなうに呟いたくらい(笑)あの佇まいと良いスーツやらマイクやら全てから色気満載(//∇//)何人身籠られたんでしょうか？(笑)この短編大好きです！去年は沢山我儘言いまして(^_^;)桐谷さんも楽しみにしてますよ！ (2020年1月30日 21時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2019年5月14日 13時
