検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:223,406 hit

46 ページ1









ガヤさん、事、藤ヶ谷 太輔さんと付き合ってから三ヶ月が立った。



そんな名前だった事も私、知らなくて。



だってガヤさんは裕太の会社の先輩の”ガヤさん”でしかなかったから。



彼氏になった太ちゃんは
付き合うようになってからももちろん優しい。



でもいつもいきなりSキャラが飛び出して私をドキドキさせるんだ。




⋯ギャップよね。



そういう時だけ突然、征服欲的な物を全開に見せてくる太ちゃんに正直戸惑う。



でもそれは私の中にまだいる宏光を見てるからかな?って罪悪感を感じたりもするけど⋯



結局は太ちゃんの魅力なんだな。
たまに見せる意地悪な顔も
結局は優しい太ちゃんが根本にいるから全然嫌じゃないの。








宏光とは⋯




関係が途絶えたとしてもなんて事ない。



社内ではそれまでも先輩と後輩の関係だった訳で
それは変わらない。



たまに面白そうにちょっかい出してきたり
普通に仕事の話したり⋯



そんなに普通でいられると
意識してる私がバカみたいだって思わせられる程。



そして私がコピーを取っていようが
給湯室でお茶を入れていようが
もう、宏光がそこに現れることはなくて




ほんとに、今までの事が何も無かったように
ただ、毎日が過ぎていく。



















「ね?今日飲みに行かない?」



久しぶりに彩音からのお誘い。



「⋯ごめん、今日彼氏と会うの。」



途端いやぁな顔された。



「前もそう言ってたじゃんっ、どんだけラブラブよー?」



また次は絶対ね?しょうがないから柏木誘うわって言い残して去って行った。






確かに。
彼氏と会うなんて休みの日だけ、なんてイメージあったのに太ちゃんはそんなの関係ないみたいで平日でもいつでも会いたいって言ってくれる。




⋯今は、太ちゃんに委ねたかった。
少しでも時間があれば宏光のことを想ってしまうから。



太ちゃんとの時間を過ごして
少しでも宏光の事、忘れたいんだ。






47→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (517 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1304人がお気に入り
設定タグ:北山宏光 , 玉森裕太 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Haru(プロフ) - moraさん» えーっ、なんでだろう。。そして通知なくてもちゃんと読んで下さってありがとうございます(笑)にしても困ります( ̄▽ ̄) (2019年2月26日 18時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - Runaさん» そう言って頂くと本当に嬉しいです(T_T)ぜひぜひまた遊びにいらしてくださーい(^^) (2019年2月26日 18時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - Haruさーん…。またこのお話通知来なくなったんですけどー…。なぜー…。こんなに楽しみにしてるのにー。通知来なくても、ちゃんと読んでますけど 笑 (2019年2月25日 23時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Runa(プロフ) - Haruさん» お返事ありがとうございます。敬遠してた反動か、とっても好きなお話になりましたので更新が楽しみです。また感想書かせてもらいます! (2019年2月25日 22時) (レス) id: 929557de91 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - Runaさん» 敬遠されてたのに読んで下さってありがたいです。苦手なキャラなのに受け入れて下さって嬉しいです(^^)ここからは真面目一徹北山さんになりますので(笑)玉ヶ谷もどう出るかー?ってことで今後もお付き合いお願い致します(^^) (2019年2月25日 21時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Haru | 作成日時:2019年1月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。