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裕太に支えられるように家までの道を歩く。



一人じゃなくて良かった。



裕太の温もりが泣きそうになるくらい暖かくて
やっぱり家族っていいなって。




何も言わなくても裕太は察してる。



それでも私をこうして温かく包み込んでくれる弟の存在が改めてありがたかった。






⋯でも早く家に帰って一人になりたい。
そう思いながら家に着くと、心配そうな顔でガヤさんが立ってる。









「ガヤさん?姉貴の事、頼む。」



え?



裕太は私の頭をぽんと叩くと今来た道をまた歩き出した。



「裕太っ?」



何気を使ってんのよ、らしくないじゃんっ、


裕太の寂しそうな背中を見てられなくて思わず呼び掛けると振り向いてから悲しそうに微笑んでる。




「オレ、姉貴の事なんにも慰められねーから。ガヤさん、よろしく。」


「なんでっ、」



私の言葉に何も答えず、小さく手を振って行ってしまった。









「Aちゃん、家、上げてもらってもいい?」



ガヤさんの声で我に返る。



見上げると困ったような
それでいて優しく包み込むような目で私を見つめるガヤさんに断る術が無かった。




リビングに通すとここ座ってってガヤさんに手を取られてソファーへと腰を下ろす。




「⋯ごめん。昨日振られたばっかなのに諦めらんなくて結局来ちゃったわ。」



「ガヤさん⋯」



ちょっと今他の事考えられない。
やっぱり帰って貰わなきゃって思ってガヤさんに顔を向けると




「Aちゃん⋯」




ゆっくりと私を抱きしめてくるガヤさんに何の抵抗も出来なかった。




「マジでオレの方がもう見てらんないんだけど。」




優しく抱きしめられてるのに
隙間なく体を寄せ合うようにしてくるガヤさんの気持ちが伝わってきてまた涙が零れそうになる。




「Aちゃんを傷付けるような奴、一緒にいる価値ないって。」



そう言って大事そうに頭を撫でてくれるガヤさんに、初めてそうかもしれないって頭をよぎった。



⋯だって今ガヤさんの胸の中でこんなに安らいだ気持ちになれてるんだから。

42→←40 裕太side



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設定タグ:北山宏光 , 玉森裕太 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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mora(プロフ) - わたし、毎日でもいけます←ヲイ 北山さんじゃないけと、求められたら答えられる自信あり。←聞いてない (2019年1月15日 15時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» そーですよね。友達とか意外と最高かも。。ずっと一緒にいられるから(T_T)みっくんと結婚なんてしたらほんと不器用で可愛らしいしかなくて子供と一緒にいる感覚になりそう(笑)それで3日に1度オスになってくれたら言う事なし!←結構贅沢な事言ってる(笑) (2019年1月15日 13時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 結局、北山担はどんな北山さんでもまるっと好きですからお近づきになれるなら立場どれでもいーですよねー♪笑確かに結婚するならたいぴかも。あーでもなぁ、不器用な北山さんが見せてくる頑張ってる感もやっぱり捨てがたいー。←真剣 (2019年1月14日 22時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» タイプ全然違うから迷ってしまいません?結婚するならたいぴ、遊ばれるならみっくん←おい。いや、みっくんなら恋人でも結婚でもはたまたお友達でもなんでもいいんですけどね(T_T) (2019年1月14日 22時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - たいぴか…。ちょっといーかも 笑 でも結局北山さんがいい!って絶対なりますよねぇ。タイプ全然違いますもんねぇ。 (2019年1月13日 23時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Haru | 作成日時:2018年10月17日 14時

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