後輩の北山くん。 ページ11
わかんない。
北山くんがなんでそんな冷たい事言うのか。
いくらなんでもバッサリとか酷くない？
１０年以上付き合って来たんだよ？
･･･それに、嫌いになった訳じゃないし。
なんだかイライラしてる北山くんの顔見てると
ほんとにこれからやって行けるのかな？って不安になる。
「とにかく。好きな人出来たって言えよ。じゃねーとなんも始まんないだろ？」
「やだ。そんな命令口調で言わないで。」
「は？おまえがどうやったら別れられるかって聞いてるから教えてやってんだろ？」
なんなの？
急に偉そうに怒ってるし。
こんなの私が知ってる北山くんじゃない。
「なんかやだよ。怒らないでよ。」
私もついムってしちゃう。
私の言葉にふぅーってため息付いた。
「あのさ。Aは結局誰といたい訳？ほんとは彼氏と別れたくねぇんじゃねえの？」
「･･･何で？北山くんといたいから今どうやったら別れられるかって話ししてるんでしょ？」
「じゃあさっさと別れて来いよっ。本気出すっつってただろ？」
ぐずぐずしてんじゃねぇって吐き捨てられるように言われて
あれ？なんかほんとにやだ。
目の前の北山くんがもう私の好きな北山くんじゃない。
「やめる。」
「は？」
「北山くんと付き合うのやめる。」
呆れたように天を仰ぐ北山くんと
もう同じ空間にいたくない。
「おまえな」「帰って。」まだ何か言おうとする北山くんの背中押して玄関までつれてった。
「早く帰って下さい。」
もう顔も見たくない。
北山くんを見ないようにしてる私の事
どう思ってんのかわからないけど
そんな事もうどうだっていい。
「･･･ふざけんなっ。」
小さく呟いてそのまま扉開けて出てった。
なんなの？
すっごくムカつく！
あんな人と一瞬でも付き合いたいって思った私がバカだったっ。
好きだって思ったのに･･･。
こんな簡単に嫌いになっちゃうものなの？
自分で自分の気持ちがわからない。
でももう北山くんとは終わったんだ。
わかってても腹が立ってしょうがない。
あんなにわからずやで自己中な人だなんて思わなかったっ。
今まで後輩としても
体の関係を持つようになっても
ケンカなんかした事ない。
上手くやって来れてたのに。
･･･なんで急にあんな怒るの？
「北山くんのバカっ。。」
呟きながら涙が零れた。
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Haru(プロフ) - 恵美さん» ２回も読んで頂いたなんて嬉しすぎます！スッキリしていただけて良かった笑 ほとんどの作品読んで頂いてるなんて、光栄です。。また遊びに来てくださいね♪ (2018年6月15日 12時) (
レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 本当にたくさんの応援、コメントありがとうございました！他の作品でもパンチの効いたmoraさん節楽しみにまっています(ﾌﾟﾚｯｼｬｰ笑)またボードにもお邪魔しますね！ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 水上さん目線はもはや私目線 笑私もその飲み会充分飲み明かせます。moraさんと共に♪ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - こんばんは！夜分にすいませんm(_ _)m2回読み直ししました。良かったです！スッキリしました。ほとんどの作品を読まさてもらってますので…更新楽しみにしてますね。おやすみなさい。 (2018年6月15日 0時) (レス) id: d7fb3062c5 (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 完結おめでとうございます！おつかれさまでしたー！こんなに素敵な作品をありがとうございました！また、荒ぶったわたしのコメントにも丁寧な返信とても嬉しかったです！他の作品も楽しみに読んでますのでまたコメント欄に登場したら構ってください 笑 (2018年6月14日 20時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2018年5月30日 10時
