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抱き上げられ部屋に入り、揺り籠に乗せられる
相変わらずふわふわと心地のいい布団達に迎えられて、気持ちに反して静かに体がリラックスする
裸足の足を優しく掴んで足裏を確認して、大丈夫そうだと安心した様子のトントンさんは、立ち上がって自己紹介をしようと話した
トントン
「シッマは名前言ったんか？」
コネシマ
「言ったっけ…まぁええわ、コネシマです
シャオロンとは一応対になる狛犬やってますわ」
ニッ、と明るく笑った金髪さん、基コネシマさんは揺り籠に座る私を見つめる
狛犬…？
「…？」
コネシマ
「いや、ほんま…アイツらに会わせたないわ…」
トントン
「まぁな
けどアイツらも熱なんやから、殺されかねん」
バタバタと走る音がして、扉が開いてスッキリした顔…といってもまだ少し目の赤いシャオロンさんが箱を持って現れた
シャオロン
「これでどうでしょう？」
ちゃんと靴下も持って来ましたよ！と目を輝かせるシャオロンさんが、シンプルな履きやすい靴を持って来てくれて履いてみればぴったりの靴
「ありがとうございます」
シャオロン
「…！えへへ」
トントン
「…ほんま高低差激しいな
一応言うとシャオロンも狛犬な
俺は…天使で…
大天使ってやつでな、大きめの羽が6枚ある
察してるというか、諦めてるっぽいけど…
此処の世界はアヤが居た世界よりずっと高い場所のある
かと言って世界の門があるわけでもなくて、人間にはない技術で俺らは行き来するだけ
連れて来たのは…大好きなアヤがあの世界を嫌になって、あの世界から消えようとしてたから
丁度よく攫えたんよ」
他聞きたいことはある？と聞きながら優しく私を撫でるトントンさん
「…天国？」
トントン
「て、ん…ごく…嗚呼、ヘブンとヘルの話はアンロス達のまやかしやね
此処はちゃんと別世界
うんと…パラレルワールドってやつやな
すまんな、もう少し詳しいところの日本語もインストールせな…
アンロス達はなんで言葉を分けたんやろなぁ」
アンロス、と言うのがこの人の中で…人、もしくは人間の意であることは理解した
そして異世界という事実、非現実に目眩がした
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?(プロフ) - お姉様いつもヤンデレ作品の供給ありがとうございます……本当にいつも助かってますし読む度に塵になっています。全人類殺してしまうのとても性癖です…お姉様が殺した78億人の中の一人に慣れて良かったです…これからも無理はしないでください。 (2021年9月20日 2時) (
レス) id: 60b2883e08 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - ｯあ"〜大好きです!作者様の作品でヤンデレにハマりました!面白い作品をありがとうございます!! (2021年6月10日 0時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - ものすごく面白いです (2021年6月6日 2時) (レス) id: 0957251bb6 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷 - 物語設定がとても素敵で楽しく読ませていただきました！これからも更新頑張ってください！！ (2021年6月5日 16時) (レス) id: ea5b4fe666 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！人外パロ最高！！！！！！(歓喜)想像力の神でしょうか…生き甲斐が増えます…これからも応援してます！！！ (2021年5月29日 17時) (レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
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