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いつもの面布は無くて、たまに見えていた桃の瞳が、今は爛々と輝いていた
いつもと違うのはその額に鋭い角がある事だろう
何より、憎悪や怒り…所謂敵意に近い意識がグサグサと此方に向けられていて、シャオロンは四つ足の様な体勢でロボロさんに威嚇を始めた
現状が理解出来ずにシャオロンを見るが、シャオロンは瞬きすら殆どせずに牙を剥き出して唸る
シャオロン
「なんのつもりや」
ロボロ
「んふ…俺の花嫁にベタベタ触る駄犬がおるから刺し殺したろと思ってな
ほら、思い立ったが吉日ってやつ」
へら、と笑いながら鋭い殺意が向かい合う
シャオロン
「花嫁？お前にそんなもん出来たら天地ひっくり返ってまうわ
それに、億が一にでも出来たとしてアヤは渡さん」
ロボロ
「んふ、んふふ…
く、ふふ…あは…阿吽だか番犬だかが吠えとんちゃうぞ
お前は此処でその首晒せば死ぬんやろ
なら今ここでその土手っ腹に風穴ぶち開けて死ぬか、首晒して死ぬか…死にながら選んでや」
チェシアの猫の様に口角を上げて、その瞳が更に色を増す
ロボロ
「俺のアヤに近付かんといて」
頭突き
そのはずなのに、脚力によってミサイルの様に飛んできて、シャオロンが避けたことにより壁に当たる
石のような壁に殆どヒビが入らないまま角の一部の形がそのまま出来上がる
そのまま腰にあった剣が引き抜かれる
ロボロさんの方が近くなった途端にロボロさんは優しく、ドロドロの欲が見える顔で笑う
ロボロ
「待っててな
ん、ふふふ…かわええ…
ちゃーんと俺のクスリ飲ませたるからね
嫌な
どろどろ、甘ったるい声で伝えて
骨張った優しい手が私を撫でた
同時に
シャオロン
「アヤに触んな、クソ悪魔」
黄色の目が煌々と殺意を宿して桃を睨んだ
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?(プロフ) - お姉様いつもヤンデレ作品の供給ありがとうございます……本当にいつも助かってますし読む度に塵になっています。全人類殺してしまうのとても性癖です…お姉様が殺した78億人の中の一人に慣れて良かったです…これからも無理はしないでください。 (2021年9月20日 2時) (
レス) id: 60b2883e08 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - ｯあ"〜大好きです!作者様の作品でヤンデレにハマりました!面白い作品をありがとうございます!! (2021年6月10日 0時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - ものすごく面白いです (2021年6月6日 2時) (レス) id: 0957251bb6 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷 - 物語設定がとても素敵で楽しく読ませていただきました！これからも更新頑張ってください！！ (2021年6月5日 16時) (レス) id: ea5b4fe666 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！人外パロ最高！！！！！！(歓喜)想像力の神でしょうか…生き甲斐が増えます…これからも応援してます！！！ (2021年5月29日 17時) (レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
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