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鬱
「は、ぁ"あ？なんっで…
ちゃう、アンロス…くっそ、トン氏か…
っ、はは…ごめんなぁアヤ
拒絶されたんかと思ってビックリして…変な声出てしもたわ」
へら、と笑うが取り繕えていない苦笑いと口調
ぼそぼそと呟いた小声はある程度聞こえてしまっていた
けれどもそれより、鬱さんの手は仄かに煙をあげていて
鬱
「ん？あぁこれな、再生中
……トントンが守護対象にしとるのは分かってたけども、守護の発動条件を此処まで複雑にするとか…聞いてないわ…」
「あのｯ…」
鬱
「アヤちゃんのせいじゃないから安心しぃ
けど…偶には、構ってな」
ふにゃ、と笑って鬱さんは焦る様に姿を消した
ソレを理解した時、別方向から抱きしめられた
それはバルコニーの外…空中で
トントン
「無事か！？」
気迫に押されそう
それくらい必死に私にそう問いかけたのはトントンさんで
初めて見た大きな羽が2枚バサリと音を立てた
トントンさんがバルコニーにそのまま降りて、改めて私を抱きしめる
トントン
「嗚呼…愛子…怖かったよな…誰や、誰に怖いことされたん」
よしよしと子供を泣き止ませる様に私の背を撫で、頭に置かれた手が痛くない程度に力む
トントン
「アヤの怖いもんは此処にはなぁんもない、要らんのや
何が入り込んだ？
邪神か？それともアヤに怖い思いさせたのは…うちの誰かなん？
アヤは優しい…けどな、これについて遠慮は要らん
アヤが怖かったならその要因は消すべきやねん
大丈夫、要因が死ぬのはアヤのせいやない、ソイツがアヤを怖がらせたからや
ほら、教えて…我が愛子よ…」
捲し立てる様な状態と、うっすら予感できた未来
それがまた『怖かった』
トントン
「は……」
バチバチと嫌な音を立てて、トントンさんが離れた
トントン
「すまん…アヤが怖いの…気付かんかった
ごめん、ほんま…ごめんな」
赤い瞳がゆらゆら揺れる
トントン
「ぁ、あ…愛子傷付けるなんて…馬鹿…何が…何が天使や…」
ぐしゃ、と整っていた髪を掻き乱してトントンさんは何処からか顕した剣を渡す
トントン
「殺して」
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?(プロフ) - お姉様いつもヤンデレ作品の供給ありがとうございます……本当にいつも助かってますし読む度に塵になっています。全人類殺してしまうのとても性癖です…お姉様が殺した78億人の中の一人に慣れて良かったです…これからも無理はしないでください。 (2021年9月20日 2時) (
レス) id: 60b2883e08 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - ｯあ"〜大好きです!作者様の作品でヤンデレにハマりました!面白い作品をありがとうございます!! (2021年6月10日 0時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - ものすごく面白いです (2021年6月6日 2時) (レス) id: 0957251bb6 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷 - 物語設定がとても素敵で楽しく読ませていただきました！これからも更新頑張ってください！！ (2021年6月5日 16時) (レス) id: ea5b4fe666 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！人外パロ最高！！！！！！(歓喜)想像力の神でしょうか…生き甲斐が増えます…これからも応援してます！！！ (2021年5月29日 17時) (レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
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